有効25mm幅のC型クランプ（シャコ万力）です。
メーカーが不明なので、見た目に一番近い製品のリンクを利用しました^_^;

何時買ったのか覚えていませんが、かなり古いものです。

手がかりは「OSM」のみです。会社の略でしょうか？

模型作りなど小さなものを製作する際に重宝するのがこのサイズです。

このサイズなら軽くて対象物にも負担をかけにくいですね。

大は小を兼ねると言いますが、細かい細工や小さなものには大きいクランプは向いていないので、やはり小さいものがあると何かと便利です。

小さいものを挟む時は、よく洗濯バサミやクリップ（ワニ口や目玉）などを代用すると思いますが、スプリングの力が限られるので、もう少ししっかりと押さえたい時は本製品のようなクランプが必要になります。

小さくてもしっかり挟み込めます。

受け側はプレス曲げによって作られています。

万力というと、本体は鋳物だったりすることが多いのですが、本製品はプレス加工品同士をスポット溶接して作られており、鋳物ほどの強度はないものの、手で締め込む範囲であれば十分に耐えるであろう強度を備えています。

目一杯緩めた状態で開口幅は27mmでした。

完全に締めた状態、ネジはピッタリサイズです。

ただ大きな板などを挟んだ時にテコの原理が働くと、あっという間に台座部分が変形したり広がってしまいますので、大きなものを挟む時は要注意です。

「日本製」というだけで10%は強度アップしてますw （嘘）

まぁ普通に使っている分には、そんな心配はいらないと思いますが、もし変形してしまった場合は、多少の変形であればプライヤーを使ったり木槌などで叩けばほぼ元通りに戻ります。この辺が鋳物（限界を超えると割れる）と違うところですね。