SIMフリー低価格スマホということでAcer端末をブックオフが発売したわけですが

普通の使い方とすればMVNOの端末として使うのが定番ですが

あくまでもWi-fi専用、音楽再生、動画再生端末として使うにはどうかと思い購入

本当はわざわざこの端末を選ばなくても

１万円でもっと高性能で、液晶もきれいなAndroid端末を買えるんですが

「敢えてこの端末を買った理由」を考えて

見つけて、レビューしていきたいと思います。

Android 4.4で、CPUは1.0GHz のデュアルコア。

メモリは512MBと製品スペックは大体、iPhone 4S周辺とよく似たものである。

SIMスロットが２つあり、使い分けることができるが

日本国内では同時使用が不可能なので切り替える必要がある。

液晶は480x800ドットで、Retina液晶までとはいかないが

割りと良好な解像度を持っている。また液晶サイズは４インチで

最近主流の５インチスマホより小型なので、扱いやすい端末と言えるだろうか？

特筆すべきものは特に無いスペックだが

一番大きな要素はSIMフリーであることだろうか

キャリアを問わず使えることが何よりも大きい。

そして１万円で使えるという所だ。

SDカードは32GBまでということなので、大量の動画や音楽を持ち運ぶには少し少ないが

端末のスペックから考えてみれば妥当だと思う。

実際の使用感だが、なんていうか

いい意味でも悪い意味でもAndroidの操作感だ。

ストレスを感じるレベルの操作性の少し手前軽い操作感だ。

シングルコア時代のスマホよりかは操作性に優れているのではないだろうか？

ゲーム動作に関してはスクストしか現時点は検証していないが

iPhone4よりかは相当快適に動作している。

但し、ハイエンド機 Xperia ZL2と比べると大きく劣る。

2.1GHz、４コア、3GB RAMのハイエンドスマホと比べること自体酷な話だが

ゲームに関しては話題のスマホゲームなら大体なんとか動くだろうといった所か？

iPhone5を最適化したゲームであれば、かなり動くのではないだろうか？

ただし同時起動しながら音楽再生、そしてWEBで攻略方法を見るといった

メモリバカ食い行為は一発で重くなるので

基本的には単独起動で戦おう。

液晶の解像度と液晶のサイズはちょうどいいと思う。

これ以上高解像度だと、スペックの低下が起きそうなので妥協していいだろう。

ただ残念なのがTN液晶だということ

その影響で視野角が悪い。正面なら特に当たり障りないが

斜めから見るとやはり色落ちが激しい。IPSのスマホに慣れているユーザーにとっては少し残念。

低価格スマホでもIPSのものは多いので、そこらはよく判断して選ぶべきだ。

メリットを考えれば、隣の人に液晶を覗かれる防止に繋がるのではないだろうか？

またIPS液晶より、残像が少ない（かも）なので、スピードが命のリズムアクションゲームなら…

と思ったが、相当にスペックがネックなのでメリットにはならない。

音量も中々大きく、ステレオと臨場感も意外と悪くなく

一昔前のノートパソコンと張り合えるような音質だ。

というのも、DTSサウンドを搭載しているので臨場感あるサウンドが提供できるのだ

音質の関しては、Xperiaのサウンドエフェクトと似たようなものがあり

Walkmanと張り合えないことも無いかもしれない。

音圧が高めなので、ピュアオーディオとしては到底向かないが

臨場感重視のイヤホンやヘッドホンを使えば、割といい音するんです。

内蔵メモリでは容量は少ないが

32GBのSDカードを装着すれば、mp3やm4aオーディオを取り込めるので（割と簡単に）

iPodより自由度の高いオーディオプレーヤーとして機能するだろうか

但し過度な期待はいけない。

とはいうものの、Play And Musicアプリは割と使いやすいので

個人的にジャンル振り分けが出来るのが嬉しい。

Walkmanアプリの最大の弱点である「ジャンル」での選択が出来ない。

そしてXperiaには PLAY AND MUSICアプリがない。

ジャンルでいつも管理していた私にとって、むしろこちらのほうが扱いやすいのだ。

オルタナ、ジャズ、J-POP、ロック、アニソン。インスト

様々なジャンルを愛する私にとっては本当にジャンル振り分けは重要なので……（笑）

今まではXperiaで音楽を持ち運んでいましたが、この度

この端末に移行しそうです。。。

これも相当に酷いｗ

XperiaやiPhoneといったカメラに絶対的コダワリがある端末に比べて相当に酷い印象だ

イメージ的にはiPhone3G時代を思い出す。

まぁこの端末で思い出を残すというのも中々にマゾなので

おとなしくコンデジや、ハイエンドスマホを選択したほうがいいかもしれない。

景色の写真は追々……

４GBという低容量+実際に利用可能な容量は1.6GB程度

ゲームを一つ入れれるかどうかレベルだ。確実に容量拡張が必要だ

１万円に更に数千円かかるとなると少し気がすすまないかもしれないが

ここはぐっと堪えて、MicroSDカードを買おう。

正直に言えば、安っぽい、液晶が低品質、低スペック、カメラがしょぼいと

デメリットが多いが、高級感に欠ける端末故に

音楽再生端末、データ通信用端末、サブスマホ、エ○画像保管庫等

家族の携帯故障時の緊急登板用などなど

クラウド時代にも活用できるであろう面白い端末だ。

で、何よりネームバリューが少しだけあるのも大きい。

１万円代のスマホにまで落ちると、全く聞いたことがないメーカーだらけなので。。。

「こ…び○？」「…なんてよむの？」

いろいろ厳しい。（まぁ１万円代でXPERIAがあるのはここだけの話）

そんななかで「Acer？　…あぁ、ノートパソコンで聞いたことがある」

一応ハードウェア界では中々の上位の存在だ（多分）

スマホ進出に遅れを取ってしまっているのだろうが

この端末はAcerが出している。という程々の安心感がある

一応メーカーサポートもあるし、ブックオフという大企業が出しているという謎の安心感もある。

ハードウェア初心者にはおすすめできないが、スマホをばりばり活用できる人が

二代目、もしくは誰かに渡して使わせる端末としては中々面白い。

もちろんバッテリーライフも微妙なのでメインスマホとして使うのはちっともおすすめできない。

Z200

明るい場所なら割と綺麗に

手ブレ防止機能はないので、さっと撮るとすごくブレる

ノイズが激しく、遠景はすごくぼやける

暗い場所は真っ暗に撮れる。ある意味凄い

ZL2の性能

やっぱり フラグシップモデルとは雲泥の差

自販機も美しい

こちらのほうが、実際に目に見ている景色と色合いが似ていた。

暗いところでも、こんなに補正してくれる。

ケータイのカメラってどれぐらい違うの？　と聞かれた時の

すごくわかりやすいサンプルになりそうだ。

雲泥の差とはこのことである。１万円のスマホと実売８万近くするスマホと比べること自体野暮かもしれないが……。

とはいえカメラ性能に期待できないとはこのことである。

旅行やイベント先の撮影なんか、このケータイで行おうとは思えない。

やはりこのスマホを使うとなれば、コンデジを持って行きたい気分だ。

とはいえ、ブログの簡単な画像を載せるときや、仕事で報告が必要な機会で

写真を撮らないといけないときとか……画質に拘らない機会であれば充分だろうか。