ブラウザ閲覧程度なら、キビキビまではいかなくても十分な速度で動作しています。

タスクマネージャを見ると、頻繁に100%に張り付くので若干心配しますが、まあそれでもぎりぎりで動いている感じ。リソースを最大活用してる気分になって、逆に気持ちよいかもしれません。

Office2010も全くストレスなく動作してくれます。

最初は、単なるVPNルータ（兼、常時通電のブランチサーバ）のつもりで導入したんですが、ところがどっこい、ついこの前組んだばかりのメインPCの利用時間を完全に喰ってしまいました。Core i5 4460を積んだメインマシンの電源、最近入れてません・・・　ファンの音が微妙に気になるし、消費電力も気になるし・・・。

もちろん、動作感は全然違うんですよ。アプリランチャをクリックした瞬間、0.1秒でビシッとChromeが立ち上がるメインマシンに比べれば、本機は押してから1秒くらいかかるんです。比較すれば、ちゃんともっさりしてます。

でも、起動速度が違うんです。あちらは電源ボタンをどっこいしょと押すところから。いくらUFEIでも20秒はかかります。でもこちらは常時通電なので、キーボードのShiftキーでも押せば、2秒で画面が表示されます（モニタサスペンドが回復する時間。PCはサスペンドしてません）。それで放置できるアイドル電力。素晴らしい。

このままだと、メインPCの減価償却ができなくなってしまいそうです。

デスクトップ

SoftEther-VPN Bridge, Chromeを動かしている状況です。

基本ベンチマークや消費電力は他の方のレビュで詳細に書かれていますので、私は常用環境で気になることについて書きます。

OSはWindows10 Home DSP。かなり相性が良いです。（Windows8.1には戻りたくない操作性だし、7より軽いから申し分なし）

BayTrail-MのCeleron N2808( http://ark.intel.com/ja/products/82102/Intel-Celeron-Processor-N2808-1M-Cache-up-to-2_25-GHz )は、頻繁にCPU利用率が100%に張り付きますが、なんとかかんとか動作しています。ぶっちゃけ、zigsowのリッチなUIだとかなり重くなりますのでご注意。艦これ等、Flashを使ったブラウザゲームは問題なく動作します。

普通にChromeでブラウジングをしている中でのメモリ利用状況は1.9GB。メモリ2GBでは、Chrome常用環境ではややおぼつかない。4GBあれば安心かと思います。

（Chromeは、メモリがあればあるだけキャッシュに使うので、まあこんなもんでしょう）

CPU温度は（室温27度くらい）、Speedfan読みでアイドル40度、常用45～55度程度、Prime95駆動後1分で61度、1時間で63度安定といったところです。ファンレスなのでいきなりぶっとんで上がりますが、その後もさほどは上がりません。

特筆すべきは、Prime95を１時間掛けていても、CPU速度は2.20～2.24GHz付近をうろうろしていることです。これは、放熱がしっかりしていてTurbo boostがずっとかかりつづけていることを意味しています。「思ったより速い」は、このあたりから来るのではないかと思います。

SoftEther VPN Bridgeを動作させて、実家とフレッツ網(IPv4経由)で同一セグメント運用しています。（Softether用のLANポートのため、USB3.0ポートに、LogitecのLAN-GTJU3という有線ネットワークアダプタを増設してあります）

これのおかげで、実家にあるサーバからDLNA経由で家のテレビを駆動させることができるので、なかなか良いものです。

VPNのほうは、CPU利用率5%程度で余裕に動いています。

スループットもフレッツ光200Mbps対向で、SMB転送速度で50Mbps程度出ているので、ソフトウェアVPNと考えるとこれはもう十分良い感じではないでしょうか。