おさむらいさん。ニコ動などを中心に活動するギタリスト。海外でも人気が高く、台湾では毎年ギター1本のソロコンサートを開いているとか。
自分はボカロのアレンジで彼を識ったので、
メロディ、コード、ベース、リズムなど一人何役もこなして曲を創り上げるという印象があったが、もともと彼のブレイク原点は「アコギでロックしてみた」。
ニコ動に投稿されたギター1本で激しく演奏されるロックな曲が彼の本領。
そんな彼の2015年2月現在の最新アルバム(同人CD除く)。
全曲オリジナルでギターソロ作品。「和」というか「倭」が感じられる激しく、でも影絵のような独特の味わいの作品が並ぶ。
「閃光」。緊張感あるコードのアルペジオから始まり、4つ打ちのボディタッピングと激しいコードカッティングのテーマ、優しい感じのAメロ、コードのスライドを使ったBメロと多彩な音色で聴かせる。
深いリバーブがかけられた中、「Country Roads」のような素朴な感じの旋律が奏でられる「零れ落ちる前に」。ボディタッピングもディレイが効いていて、ふわふわと幻想的。
「焼け野原」はボディタッピングや激しく指板にあたるカッティング、低音絃のベースの力強さと、高音絃の繊細さを1本のギターで表現した激しい曲。ロック!!
どちらかといえば、ボカロアレンジや椎名林檎のカバーなどが先にネットに上げられたので、オリジナル曲奏者のイメージがなかったが、アコギ1本でいろいろな表現をしていて興味深い。
あとこのCD、結構かっこよい(CDそのものが)。というのが、CDって(レーベル面がピクチャーになっているものは良く見るが)基本記録面は銀色。反射するので鏡みたいなのが普通。それがこのCD、透過率が非常に高く、レーベル面への印刷も少ないので、「向こうが透けて見える」。おさむらいさんの枯れた世界観とあっててイイ感じ。あとニコ動などでは肩から下のギター中心のショットで顔がわからないが、タグに「どうせイケメン」がついているように、黒のVネックシャツや濃色の和服を着こなしていてカッコよさそうな雰囲気。今回、ジャケット写真で顔が確認できるが「やはりイケメン」でした!w
【収録曲】
1. 足音
2. 蜃気楼
3. 閃光
4. 嘘
5. 零れ落ちる前に
6. 零地点
7. 赤い手
8. 焼け野原
9. 秋月夜
10. 陽炎
11. 相思花
12. 足跡
「アルバムダイジェスト」
「焼け野原」(旧録音版)
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購入金額
2,000円
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購入日
2014年12月10日
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購入場所
THREE!(株式会社ラゴア)
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