レビューメディア「ジグソー」

だんだんメディアプレイヤーに近づいてきました

Raspberry Pi BにたかじんさんのIrBerryDACを載せて、Volumioで楽しんでいたのですが

その後、Raspberry Pi B+を購入したり、(これもたかじんさんの)SabreBerryDac

の試作品が当たったりしているうちに、衝撃のRaspberry Pi 2 Bの発売がありました。

 

秋月にいった時に、たまたま店頭にあったので思わず買ってしまった RPi2Bをどうやって

使うかということで、このプロジェクトが始まっています。

 

結局、SabreBerryDac(試作版)をPi 2 Bに移動、IrBerryDACをModel BからB+へ移動

して、玉突きすることにしました。

その時についでに、安価大量購入したアイソレーター(Si8440)をかます構想です。

 


2015年3月24日 追記

 ・Volumio 1.55をSDカード(8G)に書き込み

 ・Linux rootパーティションを4Gに、残りを楽曲用にFile system化

 ・Sambaをインストール

 ・SabreBerryDac(試作版)を装着

 ・秋月電源では動かない

  ⇒電圧が低いからか?もともと抵抗の兼ね合いで 4.89Vしかない。

 ・Apple iPhone用ACアダプター(白い四角いやつ)では動く

 やっぱり6倍早いですね!(apt-get updateとか、とても早いです)

 心なしか音にも余裕がある感じです。

 秋月電源の電圧を調整しないと... 

 


◼︎2015年3月24日追記

 LightMPDで動かしてみました。 Raspi B+の時のように、数分で止まります。

 何がいけないのでしょうか?

 NASはちゃんと認識してるっていうのに

 


◼︎2015年3月25日追記

 LightMPD.confにtelnetdの記述があったの で、onにしてみました。止まった時に

 dmesgで確認したところMPDデーモンが oomkillerにkillされていました。

 oomkillerとはメモリー不足になりそうな時に強制的にプロセスを殺すLinuxの掃除屋です。

 でもなんでメモリー不足になるの〜

 


2015年3月27日追記

 NASから曲情報を読み込んでいるうちにメモリー不足になりそうになって

 oomkillerが出動するようです。

 sysctl.confに、余計なメモリーを使わないように以下の設定をいれたところ

 一応動くようになりました。この設定で、アプリケーションは実メモリーの

 半分だけ使うようになります。(それ以上使うとまたkillerがきますw)

 vm.overcommit_memory=2

 ※ vm.overcommit_memory=0 という設定をするとkillerを動かさない

  ようにできるのですが、それはそれで危ないのでやりませんでした。

 


2015年4月28日追記

LCDも動くようになったので、いよいよSabareBerryをつなぎます。

 


2015年4月29日追記

アイソレーターを追加するためにドーターボードを作ってみました。

アイソレーター無しと比較する為に、ジャンパーピンをつけてみました。

SabreBerry+(試作品)は通常と反対に載せられるよう配線しました。

写真では下側のピンにLCDを付ける予定です。

まず、アイソレーター無しで聞いてみましたが、正常でいい音を出していました。

アイソレーターをONにしてみると、何だかクロストークのようなノイズが出ます。

改善が必要です。パスコンもつけているのになぁ~ 

 

波形を見てみました。(ヤフオクで1,000円で落札したシンクロです)

①アイソレーター有り 入力側 上:LRCK 下:DATA

 

②アイソレーター有り 出力側 上:LRCK 下:DATA

 

③アイソレーター無し 上:LRCK 下:DATA

なんか正常な波形のようなんですが...

 

後、やっていないことは

 ① アイソレーターの使っていない4つ目のポートの入力をGNDに落とす

 ② アイソレーターのVDDとGNDに 1μFのコンデンサーを付ける

   (データシートに記載されているもの)

原因の仮説

 LRCKとDATAのタイミングがずれていると、片方のチャンネルデータの

 LSBが他方のMSBとして認識されて、クロストークのようなノイズがでる

 


2015年5月1日追記

『やってないこと①』でクロストークのようなノイズは消えました。

入力をオープンにしていたので、盛大なノイズ源になっていたのでしょう。

まずはめでたしめでたし。

(藤原さんの5102 mini DACのパターンを見ると、ちゃんと使わないポート

の入力はGNDに落ちていました。基本なんですね。)

 


2015年5月2日追記

Raspberry Pi 2用のWindows 10が出たもよう。

インストールには、Windows 10のRC版を導入したPCが必要だそうな。

連休のおもちゃになるか!?

 


2015年5月4日追記

回路図を作ってみました。

エディターの使い方が良くわからず、醜い回路図になってしまいました。

※Si8440の入力側(A1~A3)の抵抗は無い方が良いようです。

 


2015年5月11日追記

現在出回っているmpdはALACのタグに対応しきれていないようです。

Title情報がどうしても出なくて調べていたのですが、mpdがタグのデータ

解析をする時に取りこぼしているようです。

libavが古いようなのですが、修正するには全コンパイルが必要なようです。

たかじんさんのページにあるモジュールはどうなのか確認しなくては。

 


2015年5月12日追記

mpdで鳴らしている曲の、ジャケット画像や曲名、アーティスト等を表示

できるようになりました。

 

ALACのタグ取得が不完全なため、Title情報がとれないので、ファイル名を

表示させています。

まだ百均トレイによるバラック状態です。

 


2015年5月30日追記

fbtftとSDL1.2を使って、いろいろ画面を作成してみました。

mpdからmeta情報を取得して、フォーマッティングしています。

アルバム画像は曲ディレクトリーに置いた Folder.jpg か folder.jpgを表示します。

 

[SDL1.2のインストール方法]

 # sudo apt-get install libsdl1.2-dev

 # sudo apt-get install libsdl-image1.2-dev

 # sudo apt-get install libsdl-ttf2.0-dev

 # sudo apt-get install libsdl-gfx1.2-dev

 

以下の画像は fbgrabを使って取得したスクリーンショットです。

そろそろケーシングを考えないと...

 

 


2015年6月28日 追記

NASの設定をしてみました。

昔、ヤフオクでジャンクで入手した BUFFALOのNASです。

最初は接続できなかったのですが、VOLUMIO以外のディストリビューションで

NASに接続できない場合は『SEC=NTLM』というパラメータが有効であるという

記事を思い出して、追加するとあっけなく接続できました。

VOLUMIOのNAS設定値の Advance optionのMount flagsに設定しました。

 

 

 


2016年3月13日 追記

ケースに入れました。

でも、このタイミングでRaspberry Pi 2 B+から Raspberry Pi B+に入れ替え

ました。(だから本当はこのレビューではないのですが)

LCDのシリアルパラレル変換も組み込んだので、CPUの負荷は減ったと思います。

面積のほとんどが電源なのですが...

 


2017年03月12日 追記

一年ぶりの追記です。

Volumio2が2.114になって、SDL1.2との相性が悪くなったようで、多少の修正

が必要でした。

 

 ①link Libraryの追加

 ・以下のライブラリーの追加が必要でした。(make時のパラメーター)

  -L/opt/vc/lib -lbcm_host

 

 ②実行時ライブラリーの追加

 ・以下のconfファイルを追加します。

  /etc/ld.so.conf.d/00-vcms.conf

 ・00-vcms.confには以下の1行を記述します。

  /opt/vc/lib

 ・共有ライブラリーの依存関係情報を ldconfig コマンドで更新します。

 


2017年5月7日 追記

 

[トラブル1]

VolumioがDACを認識しなくなりました。(つまり音が出なくなりました)

dmesgコマンドのエラーログは以下のように出力されていました。

 

 snd-rpi-hifiberry-dacplus soc:sound: ASoC: CPU DAI (null) not registered
 snd-rpi-hifiberry-dacplus soc:sound: snd_soc_register_card() failed: -517
 snd-rpi-hifiberry-dacplus soc:sound: ASoC: CODEC DAI pcm512x-hifi not registered
 snd-rpi-hifiberry-dacplus soc:sound: snd_soc_register_card() failed: -517
 pcm512x 1-004d: Failed to reset device: -5
 pcm512x: probe of 1-004d failed with error -5

 

ドライバーレベルでDAC:pcm512xが見つからないようです。

 


2017年5月14日 追記

 ・PCM5142は制御をI2Cで行うのですが、Raspberry PiからのI2C信号は届いて

 いるようです。

・Hifiberry DAC+ドライバーの挙動を見るためにデバッグ分を入れたいのですが

 Volumio2では、再コンパイルが上手くいきません。(Kconfigが合っていない)

 


2017年5月16日 追記 

PCM5142を取り出して、HWモードでRaspberry PI ZEROにつないでみました。

ちゃんと音がでました。DACの基本部分は正常なようです。

次は、I2C制御モードで試してみます。

 


2017年5月18日 追記

I2C制御スレーブモード(スレーブ)で試してみました。

音出ました。PCM5142は正常なようです。

次はPCM5142を載せているサブボード(クリスタル&電源IC)の調査です。

 


2017年5月20日 追記

いったんばらして組み上げたら、音がなりました。

接触不良だったんですかねぇ

これで一件落着ということで、PCM5142とTDA1543/1387の聞き比べができます。

 


2017年7月16日 追記

volumio.orgのforumのHELPを見ていたらミケランジェロさんの回答で以下の画面

を見つけました。(デバッグ用の画面のようです)

 

 

http://volumio.local/DEVを開くと、以下の画面が表示されます。

ここで、SSHの許可/不許可ができるようです。

 


2019年8月12日 追記

Volumioを最新バージョンに online-updateしたら動かなくなりました。

そこで、Download imageから、再インストールをせざるを得ませんでした。

/etc 等のファイルの忘備録として、レビューを追記します。

 

/boot/config.txt

 initramfs volumio.initrd
 gpu_mem=16
 max_usb_current=1
 #dtparam=audio=on
 audio_pwm_mode=2
 dtparam=i2c_arm=on
 dtparam=spi=on
 disable_splash=1
 hdmi_force_hotplug=1

 #### Volumio i2s setting below: do not alter ####
 dtoverlay=hifiberry-dacplus

 

/etc/modules

 spi-bcm2835

 fbtft_device

 i2c-dev

 

/etc/modprobe.d/fbtft.conf

 options fbtft_device custom name=fb_ili9486 width=320 height=480 \
        buswidth=8 speed=20000000 rotate=90 bgr=1 verbose=3 \
        txbuflen=32768 gpios=reset:17,dc:22

 

/etc/systemd/system/mms.service

 [Unit]
 Description=Music Server service
 #After=mpd.target

 [Service]
 Type=forking
 PIDFile=/run/mms.pid
 ExecStart=/home/mms/mms
 #SuccessExitStatus=1
 #User=volumio
 #Group=volumio
 ExecStop=/bin/kill -TERM $PIDFile
 Environment=SYSTEMD_LOG_LEVEL=debug

 [Install]
 WantedBy=multi-user.target

 


2019年9月23日追記

Volumio2でNASがマウントできなくなりました。

色々調べてみると、オプションで vers=1.0 を入れると良いようです。

 

 

  • 購入金額

    5,400円

  • 購入日

    2015年03月23日

  • 購入場所

    秋葉原 秋月

コメント (22)

  • mr_osaminさん

    2015/03/23

    >IrBerryDACをModel BからB+へ移動して、

    あ、これは接続がちょい工夫が要りそうですかね?
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