小さな頃からなぜか仏教芸術好きで、小学校に上がるころには勉強机の代わりに通っていた骨董品屋で曼荼羅(チベットのタンカ)を祖母に買ってもらったくらい。
このタンカを手に入れたのは小学校一年生のころ、愛知県犬山市のリトルワールドというテーマパーク連れて行ってもらった時。
ネパール仏教寺院というパビリオンに丁度ネパールから絵師一家が来ていた。
そのパビリオンにはネパールの絵師達による曼荼羅が壁面一面に描かれており、心鷲掴みにされた。
テーマパークは広くて色々なパビリオンがあるのだけれど、小さな頃の私はその曼荼羅を気に入ってしまい、母親と姉にここへおいていってくれと頼んで一日中そこにいた。
子供がずっとそこにいてうろうろしながら絵を観ているので、丁度絵の補修作業に来ていたネパール人の絵師一家が気にかけてくれた。
その人たちのいる、普通は入れないところに招いてもらって素麺を食べさせてもらったりした。
片言の日本語だったけど、普通に話せて不安はなかった。
母親が迎えに来て、帰り際「そんなに曼荼羅が好きならこれを上げる」といってくれたのがこの絵です。
とてもバランスがよい
曼荼羅にも色々あるが、個人的にはネパールの物が一番色彩のグラデーション、構図、デザイン性があると思う。
これは下絵なので、色はないが細筆で描かれた線は結構繊細で、美しい。
宝物
思い出深いので。
-
購入金額
0円
-
購入日
1987年頃
-
購入場所
リトルワールド、ネパール仏教寺院
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。