スムースレザー、起毛革用の消しゴムタイプのクリーナーです。
直径約33φで高さ94mmサイズのパッケージです。
5年くらい前にスエードの靴を購入した時に一緒に買ったものですが、使わずに引出しの中に入れたままにしていました。
消しゴムのように汚れを絡めとります。
製品は粉ヤスリ(サンド)入りの砂消しタイプと、プレーンなタイプの2種類の消しゴムから構成されていて、用途に合わせて使い分けるようになっています。
パッケージ内容
砂消しタイプは油汚れを落とすのに最適と書かれていますが、削り落とすタイプなので、強く擦りすぎると革自体を痛めてしまうおそれがあります。
紙用よりも粗めの砂消しといった感じです。
プレーンなタイプは見るからにプラスチック消しゴムで、軽い汚れを文房具の消しゴムと同じように擦り取るのに向いています。
MONO消しゴムほどの滑らかさはありませんが、、、
いずれにしても、ちょっとした汚れを落とすためのクリーナーです。
長期保存時は要注意です。
そんな特徴の製品ですが、久しぶりに取り出してみたら、プレーンタイプの方が透明ケースと融合してしまって取り出せませんでしたw
最初は取り出せなかったので、この状態で撮影w
これはプラスチック消しゴム(ポリ塩化ビニル)に含まれるフタル酸系可塑剤のせいで、その可塑剤がケース(スチロール樹脂)に移行することで溶けて融合してしまうのだそうです。
完全に溶けてますね。。。
周囲は取扱説明書のおかげで融合せずに済みましたが、底部は長期にわたって直に触れていたために完全に融合してしまい、分離は不可かと思われました^_^;
残念ながらこの欠点は消しゴムの特性上しかたがないことなので、直接触れないようにする以外は方法がないと言われています。もっと早くに気付いていれば何とかなったかも知れませんが、これはもう諦めるしか。。。
ダメ元でラジオペンチを使ってグリグリやったら意外と簡単に外れました\(^o^)/
可塑剤がスチロールを溶かしたものの、さすがに素材が違うので融合はしなかったようです^_^;
きれいに取れました。
さて、クリーナーとしての役目はどうでしょうか?
残念ながら、効果が試せる革製品が周りにありませんでした^_^;
何となくですが、普通の消しゴムで事足りるような気がします。。。
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購入金額
324円
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購入日
2015年02月03日
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購入場所
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