OC仕様のディスクリートGPU”GIGABYTE GV-N970WF3OC-4GD Rev1.1”です。

値段が安かったのでバルクの中古品を購入してみました。

●GIGABYTE GV-N970WF3OC-4GD Rev1.1

第2世代MaxwellコアのGeforce GTX970を搭載したディスクリートGPUのオーバークロックモデル。

薄型のファンを3個搭載したWINDFORCE 3Xというオリジナルクーラーを搭載しています。

クロック設定は”BASE: 1114 MHz / BOOST: 1253 MHz(1149/1278 MHz in OC Mode)”。

OCモデルは上位にGV-N970G1 GAMING-4GDというモデルも販売されているのでノーマルモデルと中間のOCレベルになっています。

今回はバルク品を入手したので付属品についてはコメント無しですm(_ _)m

（BOX品はPCI-E補助電源変換ケーブルと説明書など最小限の物が付属するようです。）

裏側はバックプレート無し。高クロックで動作するメモリチップの冷却が気になります。

モニター出力はDVI-Dx1、DVI-Ix1、ディスプレイポートx3、HDMIx1。

＜利用できる出力パターン＞

・DVI-Dx1、DVI-Ix1、ディスプレイポートx1、HDMIx1。

・DVI-Ix1、ディスプレイポートx3、HDMIx1

PCI-E補助電源コネクタは8Pin＋6Pin。

上位モデルとは異なりWINDFORCEのロゴは光りません。

BIOSバージョンはNVIDIA 84.04.28.00.53でギガバイトツールでの表示はFF0でした。

更新ファイルが複数リリースされているのでどちらを適応するべきなのか悩みどころです(^-^;

最悪BIOSを飛ばしてもPCIのGPUがあれば簡単に書き戻すことは可能なので後でためして見る予定です。

●WINDFORCE 3X

オリジナルのGPUクーラーは大型ヒートシンクと3連ファンを搭載した内排気タイプです。

個人的にはPCケース内のエアフロー効率の良いリテールの外排気タイプが好みですが、WINDFORCE 3XはGPUコアの冷却性能が良好なのでエアフロー効率の良いPCケースと組み合わせれば、負荷率の高いゲームを長時間プレイする場合はオリジナルクーラーの効果が期待できるはずです。

●感想

”3.5GB VRAM問題”は気になりますがGeforce GTX 980より上のモデルの価格は現在でも5万円台～と割高感があるのと、バルク品ですが特価で3万円以下というコストパフォーマンスの高い価格と最新の第2世代Maxwellのハイエンドモデルを体感したいということで不具合は気にしないことにしました(^-^;

今日は予定が入っているので動作テストに関しては後日行う予定。その際に新製品ではないので今更ですが、ベンチマークテストなどを行い性能を検証して追記します。

その後簡単な動作テストとベンチマークテストを行いました。オリジナルファンのサイズが大きいためケースは選ぶ傾向にありますが冷却性能と静音性は優秀です。搭載予定のPCが他の都合でPC構成を弄ることができないので、後日まとめてベンチマークのスコアや消費電力などの詳細を追記します。

＜2015/12/12＞

・GPU-Zのスクリーンショットとコメントを追記しました。

・”WINDFORCE 3X”を追記しました。