教科書が凶器になる、でおなじみの民事訴訟法。この本はその中でもトップクラスの厚さを誇る。
私の持っている3版は10年近く前に出たもので、現在はさらに改訂され、より厚くなっている。
内容は旧訴訟物理論に立ちながらも、新訴訟物理論の新堂説等も包括的に解説しているので、司法試験には向いている。
しかし、問題はその厚さと内容の多さである。
読むと、眠素の名の通り、一気に睡魔が襲ってくるだろう。
というわけで、短いタームに区切って読むのをお勧めするが、辞書的に使った方が案外使いやすかったりする。
悩んでいるところは大体この本に書いてある。なかったら新堂を読めば大体補完可能だ。
なお、基本書選びに悩んだ場合は、リーガルクエストシリーズをそろえるのが現在では安パイではないかと思ったりもする。
まぁ、私は現在、新堂民訴を基本書にしているのだが。
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購入金額
6,264円
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購入日
2010年04月01日
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購入場所
大学購買部
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