バッファローのスタンダードクラスのUSBメモリーです。USB 1.1の頃から殆どデザインが変わっていませんが、中身の方は着実に進歩を続けてきました。
この製品はスタンダードモデルを名乗っていますが、USB 3.0接続とデュアルチャンネルアクセスによる高速化を実現していることが売りとなっていて、読み出し時の公称速度は70MB/sとなっています。
丁度千円以下というセール品があったので、試しに使ってみることにしました。
読み出しだけならクラスを超えた実力
いつも通り、ASUS P6X58D-EのUSB 3.0端子に接続してベンチマークを実行してみました。
読み出しと書き込みとで、結果はかけ離れたものとなりました。
まず、読み出しについては文句の付けようがありません。シーケンシャルでは80MB/sに迫る値を叩き出し、ランダム時の落ち込みもかなり少ないものです。スタンダードクラスの製品でこれ程の性能が出るとは、驚くばかりです。
一方で、書き込み時の性能はまさにクラス相応というところでしょうか。シーケンシャルですら20MB/sを超えるのがやっとですし、読み出しの時には殆ど落ち込みがなかったランダム512Kですら大きく値を落としてしまいます。
しかし、高速モデルという訳でもなく、実売価格も千円未満というこの製品の特性を考えれば、想像以上の実力といって差し支えないのではないかと思います。
主に読み出し用途で使っている限りでは、速度性能を売りにした製品と比べても全く遜色はありませんから、使い方によっては極めて高い満足感が得られるのではないでしょうか。
もう少し高い製品であれば印象は変わると思うのですが、このクラスの製品としては充分満足出来るものといえるでしょう。
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購入金額
980円
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購入日
2014年12月11日
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購入場所
じゃんぱら
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