■基本+αの付加機能が嬉しい。

　本アプリはただシャッター音が静かなだけでなく、高画質の写真が撮れるというのが魅力です。また、アップデートを繰り返して熟成したアプリなだけあって、基本機能がしっかりしているといった印象で、付加機能も便利で他との差別化がなされていてとても魅力的です。

操作部は、左から直前に撮った画像、撮影サイズ、シャッターボタン、撮影モード、各種設定となります。

♠画質（画像サイズ）選択が可能
　iPod touch 5thだと、選べるサイズが少ないのでちょっと残念なのですが、私のモチモノ登録用としては十分なサイズで撮影できます。ただ、欲を言えば純正カメラアプリと同じく2,592×1,936サイズで撮れれば文句無しでした。。。

iPod touch 5thで選べるのは、この4種類です。

　iPhone 5以降の機種では3,264×2,448、2,448×2,448サイズで撮影できるそうです。

こちらはiPhoneでのスクリーンショット、こんなに選べるのかorz

♠連写（バーストモード）機能
　画質852サイズ以下で連写できる機能で、連写枚数を変更（3・6・9・12枚）することも可能です。わたし的にこの機能を使うことはあまりありませんが、iPod touch 5thでは約2コマ／秒のペースでコマ撮りしてくれるので、簡単なGIFアニメなどを作ることも可能です。

連写枚数はデフォルトの設定で12枚になっています。

♠セルフタイマー（2・5・10・15秒）
　純正のカメラアプリだと3秒と10秒しか選べませんが、本アプリだと4パターンから選べます。純正でもそうですが、手ブレを抑えたい時などに利用すると良いかと思います。

セルフタイマーの時間「赤字部分」をクリックすると時間を変更できます。

　また、ブツ撮りする際に重宝するのがこの機能で、三脚にiPod touchを固定して、対象物を両手に持ったりする（両手を写したい）時に役立ちます。

　セルフタイマーと連写モードの両方を適用するモードもあるそうです。（未使用）

♠マニュアルモード
　純正カメラアプリと同様にピントや露出をマニュアルで操作できるのもブツ撮りの時に大いに役立ちます。

各種設定の一番下に「マニュアルモード」があります。

青枠がフォーカス位置で、赤枠内の明るさを拾って露出が決まります。
黒い物を撮ろうと思ったら白っぽくなってしまう、なんて時に重宝します。

純正カメラアプリの画面

　ちなみに純正カメラアプリの場合は、AE/AFロックした状態で、明るさマークをタップしたまま上下に動かすと明るさ（露出）を変更できます。（これも便利）

　本アプリ自体は撮影専用で、画像編集やSNS投稿などの機能はありませんが、撮影したものを簡単操作で他アプリで開いたり送信する連携機能があるので、うまく使えば少ないステップで作業を完結できます。

連携できるアプリで今撮った画像をすぐに開くことができます！

　ということで、私は主にブツ撮りにしか使いませんが、一般的な静音（無音かな）カメラの使い方であれば、食事中や音に敏感なペットや赤ちゃんの撮影など、何かと気を使うシーンで便利なアプリだと思います。

ただし、静音だからといって、
くれぐれも盗撮などには使わないように！

とはいうものの、新しい商業施設などを視察する時などには重宝しそうです^_^;

　本アプリを導入した時は200円でしたが、今までに期間限定で何度も無料になっているようなので、急ぎでなければそのような機会に導入するとお得かも知れませんね。

　まだ入れたばかりなので全く使いこなせていませんが、直感的に長く付き合っていけそうな気がしています。（純正アプリとの比較写真を撮り忘れました。。。）