子供の時から家にはカメラがありました。親父のだけれども。
各社のカメラがあったわけですからレンズもありますね。
僕のカメラは親父から奪ったOM-2Nでした。大学の頃は東京の中古カメラ屋を探し回りレンズを集めました。その時でもOM-2Nは時代遅れの代物でした。
時代はオートフォーカス!エンジニアリングプラスチックで膨らんだボディの機種がほとんど。
そりゃね、シャッターチャンスを逃さないための進化だから個人的には醜く見える(個人的感想)
黒くてブクブク膨らんだボディよりコンパクトな金属ボディがよろしいと思ってました。
さて、時代は過ぎ、デジタル全盛の今。僕はあの頃のレンズを引っ張り出してマウントアダプターで着けたのがEOS5Dmk2。でかい、重い、ファインダーでピントが見えない!
オートフォーカスでサクサク撮るならEOSは最強ですわ。個人的には発色も好み。
でも僕は写真で食っている訳ではまるでなく、単なる写真機好きなおっさんであるからして必ずしもいい写真が必要なのではなく、撮る過程を趣味としている訳です。
ならば!ピントくらいは自分で合わせたい。でもEOSはピントの山がまるで見えない(例のF2.8以下推奨のピントグラスを使ってもやっぱり見えない)。
で、発売されたのがα7でございます。
コンパクトな金属ボディ、ピントが拡大できる電子ファインダー、マウントアダプターでどんなレンズでも着く。
これは買うでしょ。(でも安くなってからね。)
実写のインプレや作例、使い勝手は雑誌なりインプレスウォッチなりで解説されていますから省略。スペックも省略。
僕の書きたいのはオールドレンズ(というより中古レンズ)の味です。
正直書きます。
学生時分、お金のない中集めた古いOM-ZUIKOやニッコール。どうやったってソニー純正の安いプラスチックのズームの方がよくうつる。手ぶれ補正もきくしオートフォーカスも効く。軽くて安くて言うことなし。ピントリングもズームリングもしっとりしてるし。味ってよく写らないことかな~なんてね。
でもね、やっぱり写真機好きですから。正直「画質が~」とかはどうでもいいんです。内容は嫁が適当に撮ったiPhoneで撮った写真のほうが素敵だったりするし。
でも僕はデジイチを何台も買ってへたくそな写真を量産する。
趣味だからいいんです。下手で結構。下手でも誰も困らないという。楽しんだもん勝ちですな。
さて、最後にα7についてまとめます
良いところ
・どんなレンズでもマウントアダプターで使用できる。しかもマウントアダプターは数千円。
・小さい金属なボディ。EOS5Dmk2その他プラスチックデジイチは現在放置プレイ。重すぎます。
・EVFでピントを確認できる。
悪いところ
・正直、EOS5Dmk2の画の方が好きです。鮮やかだし。αは数台使いましたがなにか濁ってる感じがする。もしかしたらレンズのせいかな
・キヤノンEF(昔の金属カメラ)をひっぱたいで伸ばしたようなデザイン。(でもカメラのデザインなんて周りの人は全く気に留めていないので問題ない。)
おっと!”忘れてた。
最も悪いところ
どんなレンズでも使えてしまうのでレンズが際限なく増えます。お金がいくらあっても足りません。
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購入金額
125,800円
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購入日
2014年07月06日
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購入場所
カメラのキタムラ
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