PS2には貴重なアップグレードパーツ。
新品を1,000円で購入しました。このケーブルで接続できるのは、
・コンポジット(PS2本体に同梱のケーブルと同じ)
・S端子(コンポジットよりもやや高画質な上位接続)
のいずれかです。
PS2のケーブル類を新品で購入できること自体、今の時代で貴重ですが、さらに1,000円という安価な価格設定はありがたいです。
しかも、接続部分は金メッキ使用。高級感だけでなく腐食防止にも役立つようです。
左から、本体接続端子、S映像端子、コンポジット映像端子、左右音声端子。S端子接続する場合は黄色いコンポジット映像端子はつなぎません。
確実に画質向上。
そもそも、PS2の解像度に限界があるので、S端子入力に換えたところで、PS2がHDMI接続のPS3のように解像度ごと向上するわけではなく、全体的な明るさやキャラやテキストの輪郭がくっきりする程度です。
もともとSD画質のPS2ですので、1080p出力対応が主流である最近のモニターでは、S端子だろうが、D端子だろうが、HDMI変換アダプターをかませようが、どうあがいてもHD画質のようなものにはなりません。
では、実際どれくらい画質が変わるのか?違いが分かりやすいテキストや静止画面の映り具合を比較してみました。比較対象は、「真・三国無双」の戦闘準備メニューに表示されているテキスト周辺です。
比較すると、これほどまでに違いがありました。S端子出力だと、全体的にグラフィックの輪郭がくっきりします。白いテキストだとより鮮明に分かりますね。また、背景の地図も輪郭がクッキリし、やや明るくなったので、コンポジットでは黒くつぶれていた部分が表示されているのが分かります。
そう、この程度の物なのです。
「高画質」。その度合いに過度な期待は持たないことが賢明です。解像度や画像接続端子に関して理解がある方はもちろんその点は問題ないでしょう。
しかし、PS3やPS4レベルの高解像度画質に慣れてしまった私たちの目にとって、「高画質」という言葉に過度な期待を持ちがちです。
この商品は、確実にPS2の画質を向上させますが、それはPS2の性能の範囲においてです。前述の画像比較の通り、PS2の性能の範囲内で画質がクッキリ明るくなります。
「この程度?」と思う人もいるかもしれませんが、そういうものなのです。そして、PS2のゲームが発売されていた当時、ゲームをプレイするには十分な画質がこの程度だったのです。
個人的にはテキストも読みやすくなるし、全体的に霧が晴れたようなクッキリめの画質でプレイできるので大満足です。
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購入金額
1,000円
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購入日
2014年11月27日
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購入場所
Amazon



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