レビューメディア「ジグソー」

久しぶりのXPERIA

私にとっては初代日本向けモデルとなる、SO-01B以来のXPERIAとなります。

 

ドコモの新料金プランに全く魅力を感じないため、ドコモと直接契約しているドコモ端末はFOMAのフィーチャーフォン、F-01Eのみとなっているため、ドコモ発売のスマートフォンはMVNO SIMでの運用となります。

 

そうなると最新式の端末というのは価格的になかなか入手しづらいものがあり、少し前の型を中古で購入するという形にならざるを得ません。

 

現在のところ、SHARP AQUOS PHONE EX SH-04Eをこの形で利用していて、それなりに気に入ってはいるのですが、もう少し画面の情報量が欲しいということ、また液晶パネルの質があまり良くないことがあり、買い換え(というよりは買い増し)を考えていました。

 

 

当初は隠れた名機といわれた、Panasonic ELUGA P P-03Eを本命として考えていたのですが、あまり安い中古品に出会えなかったこともあり、実売価格がP-03Eに近い水準まで下がっていた、こちらのXPERIA Z1を購入することにしたのです。

 

更新: 2014/11/25
総評

人気のある機能は概ね押さえてある全部入り端末

▲意外とコンパクトな外箱
▲意外とコンパクトな外箱

今まではあまりハイエンド系のスマートフォンを使っていなかったので、XPERIA Z1の多機能ぶりは際立ちます。今までの端末にあってこの端末にないのは「おくだけ充電」程度ではないでしょうか。

 

特にカメラやディスプレイにはソニーらしいこだわりをみせていて、

 

・2,070万画素 裏面照射積層型CMOS「Exmor RS for mobile」
・27mm(35mm換算)F2.0 非球面「Gレンズ」
・画像処理エンジン「BIONZ for mobile」

 

というハードウェアに、ソフトウェアを組み合わせることで

 

・タイムシフト連写
・ARエフェクト

 

などを実現しているほか、動画撮影時にも「ハンディカム」系の技術を応用した高度な手ブレ補正が利用可能となるカメラは最大の特徴となっていますし、ソニーの液晶TV「BRAVIA」の技術を応用した

 

・トリルミナスディスプレイ for mobile
・高画質エンジン「X-Reality for mobile」

 

による高画質5インチフルHD液晶モニターも大きなセールスポイントとなるでしょう。さらに、この高画質液晶パネルを活かすべく、TVチューナーはワンセグだけではなくフルセグやNOTTVにも対応しています。この辺りは実際に使うかどうかは難しいところですが…。

 

基本性能としては、

 

・CPU:Qualcomm Snapdragon 800 MSM8974 2.2GHz
・RAM:2GB

・OS:Android 4.4(アップデートによる)
・無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac

 

となっていて、最高レベルではないものの高水準というところでしょうか。

 

今まで使っていた端末でいえば、SH-04EはSnapdragon S4 Proであり、間違いなく性能は向上していると思うのですが、表示情報量が増えているせいか体感的にはせいぜい同水準というところでしょうか。

 

個人的にはあまり全部入りである必然性は感じられないため、無駄に感じてしまう部分も少なからずあるという辺りがややマイナスでしょうか。

更新: 2014/11/25
使用感

意外と優秀なWALKMAN

▲箱の中身も装飾無し。少しは演出があった方がハイエンド機らしいが…
▲箱の中身も装飾無し。少しは演出があった方がハイエンド機らしいが…

 

既に製造を打ち切られた機種に対して、総合的なレビューをしても面白みがないと思いますので、ここではソニーご自慢の「WALKMAN」アプリについて使用感をまとめてみようと思います。

 

私の持っている既存のWALKMANには、同じAndroidを採用するNW-Z1060がありますが、はっきり言ってしまえばNW-Z1060よりはXPERIA Z1の方が音質は良好です。

 

エフェクトの類は全てOFFにした状態で今試聴しているのですが、スマートフォンでありながらアンプの駆動力が案外あるのです。

 

普段使っているaudio-technica ATH-AD10は何とか鳴らせていますし、SONY MDR-1Rも鳴らせているというところまでは行かないものの、何とか形にはなっているという感触です。

 

 

バランスとしては低域方向にたっぷりと余裕ある音で、スピード感やキレはそれほど無いものの聴き疲れしづらい傾向ではないでしょうか。やや面白みには欠けるという辺りも含めて、かつてのCLIE PEG-VZ90の音質に近いともいえます。

 

 

少なくともNW-Z1060ではMDR-1Rで低域方向を表現するのが難しいレベルであったことを考えると、XPERIA Z1のアンプ部の優秀さが際立ちます。もちろん音質面でのこだわりがある設計ということもあるのでしょうが、スマートフォンとしてもかなり大型の3,000mAhの内蔵バッテリーがこの音質に繋がっている部分もあるのかもしれません。

 

また、機能面でもMusic Unlimitedの統合により楽曲データがかなり緻密に得られる辺りも魅力です。実はmicroSDHCカードの中に、LPから取り込んだWAVをフォルダごと適当に放り込んでおいたのですが、楽曲データの更新を実行したところきちんと曲タイトルやジャケット写真が取得されていました。

 

まだスマートフォンとしてはあまり使い込んでいないのですが、WALKMAN部分の出来を見る限りでは、きちんと力を入れて作られた端末という印象を受けます。

 

これ以上の内容につきましては、気付いた点があれば追記します。

  • 購入金額

    23,580円

  • 購入日

    2014年11月25日

  • 購入場所

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