駐車中に車両への悪戯があり、セキュリティカメラを設置しようと購入しました。
2年と10ヶ月使用してのレポートです。
http://www.driveman.jp/720s/
■使用状況 Hondaフリードスパイクのフロントに両面テープで設置。
以後ほぼ毎日使用する状況でした。
※フリードスパイクに関するレビューは別途こちらを参照ください。
http://zigsow.jp/?m=zigsow&a=page_fh_own_item_detail&own_item_id=277223
■いいところ
・駐車中もインターバル撮影で監視できるセキュリティモードが便利。
・前方車両のナンバーも読み取れる画質。
・撮り漏れのない常時録画式。ドライブ中の映像記録にも。
■いまいちなところ
・値段の割には作りがチープ。
・取り付けが少々煩雑。車いじりが慣れていないとちょっと難しい。
・録画とHDMI出力が排他的で同時にできない。
軽量でチープ感が漂う作り
箱型のドライブレコーダーとしてはオーソドックスな形状なので、他のドライブレコーダーからの乗り換えでも戸惑うことはなさそうです。
カメラが本体の左側に寄っているので、車種によっては画像を中央から撮影するのは難しいかもしれませんね。
本体はかなり軽量で、中身が詰まってない感が強いです。
反面走行時の振動には軽い方がいいと思うので、一概に欠点とはいえなくもないかもしれません。
ボタンやディスプレイについてもプラスチッキーな品質は否めません。
特に十字キーにあたるスティック型の操作キーは遊びが大きく、少し不安感があります。
必要十分なスペック
スペック上、撮影画素数は1290*720と大陸産廉価型ドライブレコーダーに比べれば格段に高画質です。広角(107度)カメラというもの合間って、非常に綺麗な映像を残すことができます。
昼間であれば前方を走行しているナンバープレートが読み取れる画質ですね。
ただ夜間走行時や対向車のナンバープレートはちょっと辛いかもしれません。上位モデルだとも読み取れるそうですが。
セキュリティモードでの撮影も綺麗。こちらはインターバル撮影(時間を縮めて再生)なのでビデオの早送りのような再生画面になりますが、後で見返した時にチェックが楽なので助かっています。
※売りの一つである「LED式の交通信号機が同期して数秒消える問題に対応」は、東日本に住んでいるので実感できていません。
意識せずに毎日使える
一度設置してしまえば、意識せずに毎日ストレスフリーに使う事ができました。
セキュリティモードでの撮影も、エンジンオフにて自動でスタートしてくれるので意識せずに録画を開始できて素晴らしいです。
設置後に事故こそおこしてはいませんが、何度かヒヤリとした体験から動画のチェックをしてみましたが、ちゃんと前方車両のナンバーも信号機の状況も記録されていました。
大陸産の廉価機に比べれば高め
僕が購入した時は24800円でした。現在でもさして変わらない金額で売られているようです。
大陸産の廉価機が数千円で買える昨今に、この金額がさすがに高いと感じます。
セキュリティ機能や画質に対してこの金額を出せるのなら問題はないですが、純粋なドライブレコーダーとしては高目な金額設定ですね。
チープな作りとかゆいところに手が届かない設定
細かいところで気になった点を書きます。
1. ファイル形式が.mov形式
僕はMacユーザーなので問題なく再生できていますが、Windowsユーザーの場合少し使いづらいファイル形式だと思います。かといって他の形式を選べるわけでもありません。
2.録画中のライブビューができない。
内臓ディスプレイも、HDMIからの外付けディスプレイをつないだ場合も、録画しながらのプレビューは安全性からできない仕様のようです。
3.電源が少し特殊
電源アダプタは一般的なミニUSBの形式ですが、結線が特殊仕様で専用のACアダプタしか使えません。一般的なミニUSBの電源をつなぐと故障の原因になるそうです。
セキュリティ機能つきドラレコとして価値が見出せばあり
画像も綺麗で、セキュリティ機能も便利です。
この二つの特徴に価値を見出せるなら買いのドライブレコーダーだと思います。
耐久性に関してはコンディションにもよりますが、僕の場合2年10ヶ月目に電源が入らなくなりました。
メーカー修理は保証期間1年を過ぎると全て有償(12000円)で新品交換となるそうです。
僕の場合はプラス8000円で後継機種に買い換えました。
すでに後継機種も出ている現在、あえて高い金額を出して新品を買う必要はないかと思いますが、型落ち品として安く入手できるのなら買いな一品だと思います。
無線SDカードの使用は相性がイマイチ
スマホ(iPhone5S)ですぐに動画を確認できないかと思い、手持ちの無線SDカードを試してみました。
1.eye-fi mobi 8G
drivemanが作成するフォルダ名が固定なので、自動で転送するフォルダには設定することができません。結果普通のSDカードと同じ使い方しかできませんでした。
2.flash air 8G
こちらはスマホ側から動画を閲覧することができます。ただし専用アプリは対応できないので、ブラウザから手打ちでIPアドレスを入力する必要がありました。
また動画の容量が数百メガあるのですぐには再生されません。かなり待たないとダメで実用になりませんでした。
※こちらも普通のSDカードとしては認識して使用が可能です。
-
購入金額
24,800円
-
購入日
2012年01月17日
-
購入場所
楽天市場
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。