内容としては４つが大きな題材としてあります。

・色々な世の中にある余分なエネルギーを発電する

・スズムシの原理を応用した横波スピーカーに関する記事

・アンドロイドのハードウェアとソフトウェアの開発のヒント？になるような記事

・グーグル検索のテクニック

この４つだと思います。

それと１ページづつ対訳されていますが、これが勉強になるかと言われたら微妙な感じ。

本の殆どは発電関係ですが、効率などは無視してコレでも発電できますよ的な内容。

立ち読みでも十分お腹一杯的な感じ。

スズムシの原理を利用したスピーカーに関しては、結局どうしてそういう事が起こっているかという事まで書かれておらず、それを検証したデータも測定方法もあいまいで、何を根拠に横波かという事も曖昧、とりあえずそういう現象が起こるという内容ですかね。

アンドロイドのハードウェアとソフトウェアに関しては、電子工作＋ソフトを作る事でちょっと面白いものが作れるかも的な内容。

最後の検索はグーグルの検索テクニックは知らない人には目からうろこ的な内容ですが、ネットを検索しても出てきますし、もっと危ない方法もネットに落ちてるので検索テクニックを知ってる人には「ふーん」的な内容なので普通の検索しか知らない人向け。

発明の極意はどこにいったのかと探してみても見つからないので、タイトルと内容が一致してないような気もしなくもない。

果たして２０００円近く払って購入するまでの本ではないと思いますが、

発電の技術を全くしない人

横波スピーカーがどんなのか知りたい人

工学的なことを翻訳したい人

グーグル先生の使い方を知らない人

には少しは役に立つかも。