パソコンゲームにおいて、ビデオカードの存在はとても重要だ。
それだけに、ハイエンドのビデオカードだとCPU以上に
ケースの中で「我が物顔」をしているわけなのだが、
CPU内蔵ビデオに物足りなくなったとき、もう少しゲームに適した
ビデオカードが欲しい。そう考えるのは自然な流れだ。
私もそんなビデオカードを選びたいと思った時、真っ先に候補に挙げたのが
2014年にmaxwellアーキテクチャをひっさげて登場したGTX750Tiだった。
今まで、長きに渡ってRadeonシリーズを使ってきた私だったが、
そろそろ今のビデオカードも古くなってきたので新調したいと思っていた。
そんな私の目に飛び込んできたのが、STRIX(フクロウという意味らしい)
シリーズのASUSが出したビデオカード、STRIX-GTX750Ti-OC-2GD5だった。
ウリは、準ファンレスという、低負荷時の発熱が少ない状態の時はファンを回さない。
という、ゲーミング入門用とはいえ、ビデオカードとは思えない仕様の代物。
補助電源が要らない事は、配線にも有利だが、発熱量が少ないことも意味している。
性能の点ではどうかというと、今使っているビデオカードより
もちろんのことだが快適にプレイできるという事だった。
(各種レビューやベンチマーク記事などを見て)
私はちょうど、サブ機を一から組みたいと考えていたところだったので、
それ用のビデオカードの候補筆頭にすることとした。
そして、下記のような構成となった。
■サブ自作機
ケース:PHENOM-M White(MicroATX)
M/B:エイスース Maximus VII GENE
CPU:インテル i7-4790@3.6GHz(定格)
CPUファン:サイズ 虎徹(リテールから載せ替え)
メモリ:8GB(DDR3-12800)
GPU:STRIX-GTX750Ti-OC-2GD5
電源:コルセア RM650
HDD:システム用1台(2TB)
光学ドライブ:外付けUSB DVDマルチ
OS:Windows7 Professional 64bit
ビデオカードの存在感も、MicroATXケースというサイズの点で不利にも
かかわらず、同価格以下のものと引けを取らないコンパクトさ。
発熱も少なく、多少キツキツに詰め込んでいてもこれならきちんと動くだろう。
そして、手持ちのゲームではどういう風になっているか。
・Terraria
・The Elder Scrolls V: Skyrim
・Sid Meier's Civilization V
といったゲームをやっているが、もちろん1920x1080で最高設定。
長時間プレイしていても全然ストレスを感じない。
Skyrimを長時間やっていると、時々ファンの音がするなと意識するほどで、
普段は電源もRM650という静かなタイプを使っているのでなお更目立たない。
「静かすぎるのに、しっかりゲーミングパソコンしている」
こいつで組んだサブ機で印象に残っているのはこんな感じだ。
一からパソコンを組んで、ゲームをしたい人は予算の関係などから、
ビデオカードまで一気にハイエンドを選ぶ人はほとんど居ないだろう。
なので、価格・性能・サイズなど、本製品はその最初の選択肢に
入れておくにはもってこいである。
居酒屋での「まずはビール」の如く、当たり前のように入れてしまっても
問題ない、ゲーミングパソコンとして恥ずかしくない代物だと思う。
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購入金額
23,660円
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購入日
2014年08月15日
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購入場所
ヨドバシ.COM
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