2年間愛用してきたSoftbank版のiPhone 5s 32GBが、3月で契約から満2年を経過して、2年縛りの更新月となりました。

今まではMNPで別キャリアに乗り換えれば格安に使える条件が必ず用意されていたのですが、総務省の妙な指導でMNP案件の優遇が厳しく制限され、格安案件が限りなくゼロに等しくなってしまいました。端末だけなら1世代前の端末の一括0円もまだあるのですが、毎月の維持費がどのキャリアでも非常に高くなってしまい、価格面での魅力が全くなくなっていました。

本来は端末の過度な安売りを排除して、通信費用に転嫁されている部分を是正するという趣旨だったはずなのですが、通信料の値下げは何処に消え失せたのか、総務省と3大キャリアを問い詰めたい気分です。

ただ、総務省の無駄な介入にもほんの僅かながらプラスの要素があります。それは一部端末に限られますが、同一キャリア内での機種変更に対する価格面での考慮が多少始まっているという点です。

今回私が買い換えるのはSoftbankのiPhone 5sですが、Softbankでは前世代のiPhone 6/6 Plusを機種変更で購入する際の毎月割が、密かに増額されていたのです。

とはいえ、本体の安売りが無ければどのみちSoftbank内での機種変更は無いだろうと思い、MNP番号予約手続きをしようと思ったところ、機種変更時の購入サポートポイント30,000ポイントを提示されました。旧世代は端末価格も以前より下がっていますので、ある程度の旨味が出て来ます。

こうなると選択肢は

1.素直にこの回線を解約・廃止

2.下取りや乗換での優遇が多いauのiPhone 6sにMNP

3.Softbankで機種変更

となるわけで、3月31日は丁度昼以降に仕事が殆ど入っていなかったので、半日かけて色々な販売店を巡ってきました。

すると、地元のSoftbankショップで「今月中に機種変更と買い取りを成立させれば、お持ちのiPhone 5 16GB（これは別回線で使っていたSoftbank版で、以前に解約済のもの）が25,920円分の通信費に充当される下取りとなりますが、4月に入ってしまうと約1万円に下がります。買うなら今日中ですよ」と言われたのです。但しその販売店には旧型の6/6 Plusは既に無いとのこと。「旧在庫を買って下取りに出せば安く使えるので、頑張って探して下さい」とのアドバイスを受けたのです。

それから思いつく限りの販売店を回って旧在庫品を探したところ、最後の最後に辿り着いた販売店で何とかこのiPhone 6の在庫を確保できました。もはや容量などを選ぶ余地はありませんでしたが仕方ありません。もう少し前から動き出していれば良かったのですが…。

ただ、問題だったのは量販店での購入だったため、当日下取りはそもそも不可とのこと。通信買い取りのみの対応になるとのことで、これでは下取り成立が4月以降となるため価格が大幅に下がってしまいます。

iPhone 6の購入手続きが終わったのが19:30頃でしたが、そこからSoftbankショップの情報を検索し、最寄りの当日買い取りが可能なSoftbankショップに駆け込んだのが19:55頃です。Softbankショップの営業時間が20:00まででしたから、まさに駆け込みで下取りを申し込み、何とか当日に成立させてきました。