子供の体操クラブ終了時の連絡用に購入したスマートフォン。
使用しているSIMはデータ通信専用のもの。
その状態で電話連絡を行いたい、との事で色々検討して落ち着いたのが、FUSION IP-Phone SMARTでした。
その公式アプリが、このSMARTalkになります。
サービスの登録にはクレジットカードが必要になりますが、クレジットカード1枚に付き050から始まるIP電話番号が貰えます。
また基本使用料は無料なので、有料通話を利用しなければ無料で利用できるのも嬉しい限りです。
起動時の初期画面が保存出来れば……
至って普通の電話アプリです。
アプリを起動するとキーパッドの画面が開きます。
電話番号を入力して通話開始ボタンをタップすれば相手に電話がかかります。
コンタクトはスマホ本体の電話帳に連動しているようです。
本体に初期設定されていたドコモ関連の連絡先まで表示されています。
遅延が酷いが会話内容は理解できるレベル
SMARTalkに限らずIP電話の限界なのかもしれませんが……遅延が酷いです。
宅内LANにWi-Fi接続しているスマホとタブレットでSMARTalk同士で会話してみました。
宅内LANかつWi-Fi接続の状態ですら、1~2秒の遅延が発生します。
周りが静かな状態では、普通に電話で会話しているのと同じ程度のレベルで会話が出来ました。
Wi-Fiで使用する場合は、まぁ何とか普通に使えるレベルですね。
次に宅内LANにWi-Fiで接続しているタブレットと、屋外の遠く離れた場所で3G接続しているスマホでSMARTalk同士で会話してみました。
宅内LANでWi-Fi同士の場合に1~2秒だった遅延が、5~6秒になりました。
「もしもし……?もし(はーい)もし……」「(もしもし)はーい(もしもし)え?」と言う具合に話しかけている方が相手が聞こえてないと思って再度呼びかけようとすると、最初の呼びかけに対しての返事が届くくらいの遅さです。
気分的には電話と言うよりトランシーバーで互いに切り替えながら話しているような感じですね。
遅延がかなり酷いですが、テンポの悪さを無視すれば一応会話は通じるレベルの品質は保っているようです。
使用する回線に依存している部分も大きいですが……
使用しているSIMはIIJmioのデータ通信カード(しかも使用開始したばかりなので高速モード)なので、docomo回線かつ 安定性にかけては定評がある物になる訳ですが、それでも3GでIP電話を使う事自体に無理があるのか……と言った所ですね。
ちなみに、この後ViberもLAN Wi-Fi同士で使ってみましたが……
こちらはノイズが酷くて論外でした。(しかもアプリの使い勝手が悪い。)
使えなくはない
遅延が酷いのを我慢すれば会話自体は成立する通話品質なので、無料通話と言う事も考慮すれば十分実用に耐えうるものだと思います。
電話アプリと言う事で、当然常駐して着信待ちしている訳ですが、ずっと起動しっぱなしでもバッテリの減り具合に露骨に影響を与えるほどでは無いようです。
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購入金額
0円
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購入日
2015年03月08日
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購入場所
GooglePlayストア
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