昔、仕事でロシアに行った時の「記念の品」。「ロシア」と言っても「サハリン」。日本では「樺太」と呼んでいるのだから、公には「日本の樺太に旅行した時の」と言わなければならないのかも知れない。
初めてサハリンツアーが認められた時に、我が社だけ「通訳、コーディネーター無し」の最小2名のチームで現地取材に参加した。と言うか、みんなが逃げてしまって、新人の自分にお鉢が回って来た。
「締め切り後の申し込み」だったので「キャンセル待ち」の乗船だったが、運良くキャンセルがあって滑り込みで乗り込めた。
最新の情報では、「1 RUB=2.83809 JPY」だから、これ1枚で「子供の1日分の小遣い」になるかどうか微妙な所。ちなみに、自分が子供の頃は5円だった…。
これは、現地の子供の「アーニャ」に貰った物。「後で、親にお小遣いが貰えるのだろうか?」などと心配しながら…。ポケットには15円くらいしか無かったので、彼女としては「マイナス」だ。しかし、記憶では、「当時のレートはそんな物」だった筈。
今出て来た子供の名前は、本当はAnna(アンナ)だが、親しみを込めて「Anya」(アーニャ)と呼ぶ。子供なので「Anyachka」(アーニャチカ)と呼ぶ事も可能だが、「そんなに親しくない間柄」なのに「アーニャチカ」は失礼かも知れない。この様に、ロシア語では、却って子供に話しかける方が普段の会話よりも難しい。「貴方」を意味する「ヴィー」は「トゥィ」に言い換えなければならないし、他にも「丁寧過ぎる言い方」は却って失礼になる。
さて、現地取材の方に話を戻すが、ツアー会社の雇った「公式通訳」が偶然にも「我が師」と仰ぐ「Xさん」だった。ロシア語の世界も広い様で狭く、向こうも驚いたが、お蔭でとても楽しい仕事が出来た。
全て上手く行ったのだが、1つだけ誤算があった。同行したベテランカメラマンがロシアが嫌いな事。そして、何よりも、出張を命令したデスクとそのカメラマンが犬とサル位仲が悪かった事。お蔭で、散々な目に遭ったのだ。話の続きは、いつかまた機会があったらにする。
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購入金額
15円
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購入日
不明
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購入場所
ロシア サハリン
izappyさん
2014/09/22
外国の硬貨って下手なお土産品よりも旅の思い出に
なったりしますよね〜。
それにしても日本の10円玉のデザインによく似てますね。
反対面は生協(COOP)に...w
hachiさん
2014/09/22
10円に似てますね。「CCCP」は「シー・シー・シー・ピー」ではなくて、「エス・エス・エス・エル」と発音します。「COOP」に似ていますね!