CanoScanN676の後継機として購入したスキャナです。

リンク先のレビューでも触れていますが、VueScan.appで延命は可能だったのです。
が、永続ライセンス料が9000円弱、と頻度の割には合わないかな、という事と。

セルシスのIllustStudioからは、直接操作できなかった（TWAIN非対応？）ので、廉価な新製品を購入する事にしました。

ライセンス料と同じ位で、Canon製品はありましたので、検討していた時に、PCDEPOTの店頭で税込4970円という、この製品を発見しました。

ヤシカというブランドは、私には聞き覚えがありませんでしたが、フィルムカメラ時代には信頼性のある光学機器メーカーという事で、ブランド名は合併やら買収やらで元の会社とはあんまり関係なくなっているのかもしれないのですが、かつてのヤシカを彷彿とさせる、かも知れない出来ですよ、という販売元の自信の証かもしれませんね。

添付の画像のようなパッケージで、裏も表も、全く同じデザインです。

側面に内容物についての表記はありますが、詳しいスペック、対応OSなどの表記は無し。

スキャナ本体、USB2.0ケーブル（miniB）、マニュアル、ドライバCD、の三つのみというシンプルな構成。

本体の厚みは、50mm程、N676が30ミリとちょっとなので、厚みを感じます。

普段収納する場所がPCラックの隙間なので、地味に効きますね。

ケーブルは、何の変哲もない、A-miniBのケーブルなので、付属の0.5mで足りない時には、他のケーブルでも代用できそうな気がします。付属品にはフェライトコアついてますけれども。

読み取りの時間は、はがきサイズならば、N676の半分位でしょうか。

N676と比べると、デジカメで撮った色合いに近いですね。

こちらは、逆にスキャン画像の方が鮮やかになっているようですけれども。

公式ドライバは32bitOSのみが保証されていましたが、64bitOSである、8.1Proでもキチンと動作しますし、何よりも、IllustStudioからスキャナを操作できますので、買い換えた甲斐はあります。

唯一の不満点は、本体そのものの厚みが有る事。

それ以外では、私の用途では満点です。