今までは柄が木製の普通の三徳包丁をいくつか使用していましたが、長年使い続けて柄元部分が汚れたりカビが生えたりして衛生的でなくなってきたので、そろそろ買い替えようかという話になり、どうせ買うなら流行りのステンレス一体型にしようということになりました。
私的には特に好きなブランドなどは無かったので何でも良かったのですが、我が家には何故か「関孫六」銘が入った包丁が多く、我が家の女性陣が気に入って使っているようなので、あえて冒険はせずに使い慣れた切れ味が期待できるであろう「関孫六」ブランドのモノをチョイスしました。
本来なら、一番で開封して写真を撮りたかったのですが、気付いたら既に使われたあとでしたorz
本製品は、世界有数の刃物産地である岐阜県関市に工場を持つ貝印株式会社で製作された「関孫六」銘を冠した包丁で、シリーズの中では一般普及品的なクラスのものとなります。
オールステンレスというだけあってオールシルバーなのが大きな特徴ですが、加えて柄の部分がキュッと上がったヒップアップ形状になっているのも本製品の特徴のひとつと言えます。
和と洋で言うと、どちらかというと「洋」のテイストを強く感じる包丁ではありますが、持ちやすさや固いものを切る時の切りやすさを追求していくと、このような形になって仕舞うのでしょうねぇ。。。
実際に使ってみた感想としては、少々重たいかなという印象で、重さを計り比べてはいませんが、実際の重さよりも重量バランスが異なるのではないかと思います。
オールステンレスなので、持った時に冷たいかと思いましたが、柄の内部は中空のモナカ構造になっているようなので、すぐに手の温度に馴染みます。これが無垢だったらいつまでも冷たいと思いますが、それ以前に重くて持っていられないでしょうw
柄と刃は製作途中で一体化されていると思われますが、継ぎ目や極端な段差も無く滑らかに仕上がっているので汚れがたまりにくく丸洗いできるので衛生的ですね。
ただ、慣れもあるかと思いますが、私の好みとしては柄元の段差は明確にあった方が握りやすいように感じました。
■製品仕様
□材 質 : 刃体/モリブデンバナジウムステンレス刃物鋼
柄/18-8ステンレススチール
□サイズ : 315×50×26mm
□重 量 : 183g
□刃渡り : 165mm
□原産国 : 日本
ハイカーボン特殊ステンレス刃物鋼の切れ味は非常に良いです。
まぁ、まだ新品なので当たり前ですが^_^;
よく見ると刃先近くがサンドブラストのようにザラザラしていて、切る時の抵抗を低減する、あるいは切ったものが貼付きにくくなっているようです。(全く違う理由かも知れません)
しばらく使ってみて切れ味がどうなるのかが気になるところですが、ステンレス包丁は初めてではないので大体の予想はついています。どんな鋭い刃でも、使っていると切れ味が落ちてくるので、その時は研ぎ直すしかありませんね。
包丁を研ぐのは私の仕事。と言いたいところですが、私よりカミさんの方がウマイというのが現実なので、包丁研ぎについてはカミさんに任せます^_^;
まだ、ちょっとしか使っていませんが、三徳包丁としては若干使いにくい部分もあります。
まな板の上でサクサク切る分には文句無しの性能ですが、本製品は和包丁で言うところの「アゴ」が鈍角になっているので、アゴを使ってジャガイモなどの芽をえぐったりするのが苦手です。
また、そのアゴが緩やかな分だけ刃先が遠くなってしまうので、普通に握った状態からだと親指が刃の無いところにきてしまい、皮むきがし辛いです。もっと刃に近い部分を握れば切れなくもないですが、ちょっとやりにくい。。。
そんな訳で、万能ではないですが包丁は一本だけじゃないので、それはそれで良しとします^_^;
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購入金額
4,860円
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購入日
2014年07月頃
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購入場所
大型スーパー
cybercatさん
2014/08/19
izappyさん
2014/08/19
アゴの付き方の重要さをこの包丁で思い知りました^_^;
見た目にはちょっとした角度の違いに感じたのですがねぇ。。。