このもちもの冒頭で書いた件です。本掃除機のモーターヘッド部分にあるブラシが回転しなくなってしまい、まともに掃除ができなくなってしまったので分解して清掃することにしました。
故障時に怪しそうなところを見ていて、ブラシの回転部分に毛が詰まっているのを確認したため、ヘッドを分解して清掃する必要があると判断していました。

１枚目の画像：ヘッド部の裏側です。ビスはまだ付いており、殻割りしていない状態です。
２枚目の画像：殻割りしたヘッドのカバー上側の内部です。
３枚目の画像：殻割りしたヘッドの下側です。

３枚目の中央上にあるのがモーターで、そこからベルトを使って回転力を左のドリル状のものへ伝達しブラシを回転させる仕組みになっています。
モーター部分は内部部分になるのですが、かなり埃が溜まっていました。
今回、ヘッド部を殻割りしたついでにこの辺りも掃除しました。

ヘッドを分解するにはT10トルクスドライバーが必要です。

途中の分解工程の画像が無くてすみません。
かなり端折ってしまい、ブラシの回転元部分だけになっています。

１枚目の画像：ブラシ根本のドリル状のものを外したところです。
２枚めの画像：詰まっていた犬の毛を除去したところです。
３枚目の画像：内部のベアリングです。

１枚目を見ると毛が絡まっているのがわかりますね。
これだけ見ると、回転が止まってしまうほど詰まっているようには見えません。

２枚目を見るとその量がわかると思います。
黒くなっているのは、ベアリングまで達したもので、ベアリングに塗られていた潤滑剤が毛に付着してしまっています。これだけ中にまで詰まっていれば動かなくもなります。

３枚目はちょっとわかりにくいのですが、各ベアリングの隙間にまで細かい汚れが入ってしまっていました。本当は油を差しておいてやると良いのでしょうが、面倒なので爪楊枝の先で軽く掃除してあとはそのままです。

分解・清掃が終わり、元の状態に戻して動作確認したところ、問題なく動作してくれるようになりました。
購入してもうすぐ３年ですが、こんなふうになってしまうんですねぇ。

買い替えすると５千～６千円くらいしてしまうようなので、２千円のドライバーセットで修理できて良かったです。

ヘッドの殻割りには前述のとおりT10トルクスドライバーが必要になりますが、それ以外にもT8トルクスドライバーが必要となるため、もし清掃をする方はT10とT8の両方を用意してください。