”防水”でありかつ”タフ”でありというカメラは、昨今各メーカーからいろんなアプローチで出ておりメーカーごとに特色を出しているが、タフ系カメラの老舗OLYMPUSからついに21mm相当(35mm版換算)のワイドレンズ搭載機が発売されたのだ。タフ性能はともかくワイド系大好き人間にはたまらんカメラだ。
USB端子やバッテリー、SDメモリカードの蓋はおなじみのダブルロックとなっており、水回りでも安心して使うことができる。メーカーによっては、蓋が2スロットになってたりもするが、防水の観点から言えば1スロットにまとまってた方がより安全だしメンテもやりやすいはず。(以前使っていたP社のFT1はメディアスロット側はしょっちゅう開け閉めしていたので気を使っていたのだが、滅多に開閉しないHDMI端子側から浸水した)
ちなみに本機はバッテリーチャージャーが同梱ではない。ではどうするかというと、このスロット内のUSBからの充電となる。USB充電は出先だとモバイルバッテリーから充電するなど便利なこともある。が、予備のバッテリーを用意しようとするととたんに面倒になり結局充電器を購入するはめになる。
さて、肝心のワイドレンズであるが周辺に若干の甘さがあったりそもそも1/2.3inchの素子サイズもあって、こっそり仕事のデータ(一眼の)に混ぜ込むにはやや無理があるレベル。とは言え、むしろその使い方が特殊wなので本来のスナップ的記録や家族写真には十分な解像度と言っていいと思う。それより何より21mm相当のワイドレンズを気楽に使えるのは大きい。特に自撮りで背景を大きく入れたり、2-3人一緒でも手持ちで撮れるので「最近、オレは…?」的に写る頻度が少ないお父さんも家族と一緒に撮れる。
その際、とっても便利なのがタフ系初搭載(?)のチルト液晶だ。結構なドピーカンの下でも見ながらフレーミングできる。ミニ三脚とかつけておけば自由度もあがるだろう。
マングローブの葉など細かく見ると解像しきれていないことがわかるが、このクラスのコンデジとしては普通に頑張ってると思う。何より気持ち良いワイド感と空の青や緑の発色は悪くない。
WBをデーライトに固定。手ぶれ補正はなかなか優秀。ISO AUTOも手ぶれ補正優先と2種類選べるのでスナップ撮影もしやすい。
ヒメアマガエルのおたまじゃくしを撮った。マクロの優秀さはオリンパスの面目躍如といったところか。一つ残念なことにレンズ周りのメッキパーツは近接時に映り込みやすい。
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購入金額
27,800円
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購入日
2014年07月19日
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購入場所
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