パッケージは保管容器にもなります。
腕時計の電池交換（指で直接つまむとあまり良くないらしい）や電子機器などの部品をつかむ用途として、以前は竹のピンセットを使っていたのですが、引っ越し等を重ねているうちにどこかへ行方不明になってしまったため、代わりに購入したものです。
ナイロン66（PA66）にガラス繊維を加えて強化した材料を使用したピンセットで、ボタン電池をつかむという用途を考慮して先が平たいものを選定しました。
形状的にはステンレス製の一般的なピンセットの形状・サイズを踏襲しており、違和感無く使うことができます。
ステンレス製ピンセットとの比較。
グレーのマット仕上げです。
プラスチック製のピンセットの外観的な特徴としては、つかむ部分が若干肉厚になっています。これはプラスチックという素材の性格上、つかんだ状態をしっかり維持するために必要な形状と思われます。
先端が肉厚になっています。
よく見ると根元部分の内側に補強のようなリブが立っています。これは強度的な要素よりも、この形状を実現させるための成型上の都合なのかも知れません。。。
内側のリブ
新品の状態ではエッジが立っていて、成型時のバリも多少あるため、目の細かい紙ヤスリなどでサッとなでて仕上げたい気分ですw
若干内側にバリがあるのが気になりますね。。。えっ、ならない？w
つかみ具合は良好ですが、プラスチックだけに余り力を掛けると胴の部分が反り返ってしまうので、軽い力でつかむ、或いはあまり重いものはつかまないほうが良いと思われます。
精密な作業にも向いている感じです。
また、通常の開口寸法よりも極端に広いものをつかむのも強度的に危険なので止めた方が良いかも知れません。
試しに開口寸法約7mmに対してφ11.6のボタン電池（LR1130やLR44等）をつかんでみましたが、このクラスならばギリギリ何とかなるのではないかと感じました。
ちょっと無理矢理感はありますが、何とかつかめました。。。
やはりボタン電池などはこのつかみ方のほうが良さそうです。
竹製のような「使うほどに味わいが出る」ような感じはありませんが、カチっとした形状とマットな質感から誠実さのようなものを感じることができて好感が持てます。
やはり日本製は色々な面でしっかりしていますね。
普段の生活の中ではステンレス製のピンセットよりも使用頻度が低そうですが、適材適所で使っていこうと思います。
なお、本製品は非磁性・絶縁性だけでなく耐薬品性や耐熱性にも優れているそうです。
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購入金額
595円
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購入日
2014年07月頃
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購入場所
Amazon
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