(部屋の散らかっているのがバレバレですが)
マジに「ゴミ」(産廃)なんです!
親しいIT関係の会社の社長と廃棄になる予定のPCの話が出て、
「キミが本当に直して使う気があるのならやる。だけど、一応、専門家が廃棄と言うんだから、手強いけど良いか?」
と言われて「2つ返事」で貰い受けました。
以前にも、ある会社で組み立てを間違って5年位倉庫にあって、ほとぼりが冷めたので「いよいよ廃棄」と言うのを貰い受けて修理して使った経験があるのです。
(この時は配線ミスで、可愛そうに組み上げられて一度もまともに動いた形跡がありませんでした。本来の配線に直して、以後、何年も活用させて貰いました)
ちょっと古いマシンなので、一度だけYoutubeで見た事はあるのですが、いくら調べてもこのマシンのスペックなどの資料が見付かりません。
たまたま、そのYoutube動画が見付かりましたので、紹介しておきます。
この動画に登場するPCか私が貰い受けたPCと同じ物です。
(出演者も登場するお店も、私とは何の関係もありません)
(PCをくれたのは「ここの社長」ではありません。「Do-夢」は、今の「DO-MU」です)
Windows8.0がインストールされていましたが、ケースに貼ってあるラベルから、もともとはWindows7が入っていた物の様です。
想像するに、OSをWindows8.0にアップデートしたものの、HDDは何度もおかしくなるし、立ち上げは失敗するし、その会社のメンテナンス担当も匙を投げた物と思われます。
じつは、こう言うのを想像するのもとても楽しいのです。
結局は、最初は調子良く動いていたメモリーは温度変化などのストレスで壊れる。
SATAのコネクタも「ショップの工事ミス」(と言うか、「手抜き配線」)のせいで次第に接触不良を起し始めると同時に複数の問題が発生したのが原因でした。
その道のプロが、「これは、MBが逝ってるね!」と判断を下すのも頷けます。
「USB3.0対応」と知って喜んだのですが、「搭載SATAの規格はSATA2」だったので少しガッカリです。
それにしても、OSがWindows 8になったのとたいしたソフトも入っていないのが関係があるのですが、とにかく思ったより動作が軽いのです。
「サブマシン」としてはお釣りが来るくらい「サクサク」です。
※その後、メモリーが1本壊れたりと、不具合の大本は「メモリー」だったのかも知れません。
「 スペック」っぽいもの
このPCのMBです。
最近、そのSATAの事もすっかり忘れて、「SSDへの換装」を試みました。
少し前にもトライしたのですが、なぜか失敗しました。
そもそも、このマシンは私に命を救われた恩も忘れ、最初から、酷い「ジャジャ馬」ぶりを発揮しました。
「ドライブが調子悪いから」と交換すると、そのまた新しいHDDも速攻で壊れる。
しかし、「壊れた」と思ったHDDは再フォーマットすると100%生き返る。
と、不思議な事ばかり…。
(この時点では、まだ、故障の原因を特定出来ていなかった)
しかし、「待てよ、これはHDDではなくてメモリーが怪しいぞ!」と見破り、調子の悪い2GBのメモリー1つを全く同じメーカーの同規格品と入れ替えて直りました。
しかし、完治した筈の病気がまた出て、再び物理的に存在している「DVDドライブ」が突然消える、「HDDのエラー」がまたまた出る。
「立ち上げ成功は10回に1回」、「毎回、ドライブの修復になる」など、決して使い物になる代物ではありませんでした。
(私自身、「貰わなければ良かった…」と後悔していました)
それでも、SATAコード、ソケット周辺を入念に調べて、とうとう、「各部の接触不良が原因」と突き止めたのです。
SATAケーブルは、最初から使われていた粗悪品は全て捨て、高いけどラチェット式のSANWAの物に取り換えました。
(全部、私の在庫品です)
ラチェットの有無に関わらず、常に引っ張られる様な無理な引き回しの配線は故障の元です。
そんなの常識以前です…。
「換装の感想」
で、当然の様に「SSD換装」です。
PlextorのM5P 128GBが余っていたので流用しました。
本当はSSDはトラブルがあって外してあったのですが、結局は「書き込んだデータの一部が何らかの理由で飛んだ」と言うだけでした。
SSDでもHDDでも、良くある事みたいです。
一般ユーザーさんの場合、これだけでメーカーさんに修理依頼をして何万も掛かっているのが現状です。
話は逸れますが、親しい友人は同じ様な現象で「S」さん(大手のメーカー)から10万円の請求が来たそうです…。
(左がSeagateのSSHD、右がPlextor SSD ASRockとKumaPCは同じPC)
換装は見事に成功です。
今回の修理に要した時間は、「正真正銘」の「小一時間」でした。
ただ、SATAの規格のせいで、SATA3の半分の速度しか出ていません。
それから、今まで使っていたHDDは「データ用」としてDドライブに使っています。
「元々ある隠しパーティション1つ」と「今までCドライブに使っていた110GB」は、どちらも「隠しパーティション」にして、何かのトラブル用に確保しています。
(750GBもあるので、100GB少しは気にならない)
データの一部(画像など)はDドライブに移しましたが、キャッシュの設定などはこれからです。
ラムディスクもまだ設定していません。
(これから、ボチボチやります)
上のスコアで、どうしても納得出来ない事がありました。
それは、間違いなく換装が成功している「プライマリディスク」がSSDでなくて「SSHD」で表示されています。
最初は「バグ」だと思ったのですが、「再計測」をしていなかったのが原因でした。
下の結果が換装後のスコアです。
グラフィックのスコアがなぜ落ちたのかですが、判りません。「グラボ」を抜いたからでは無さそうなのですが…。
(ただで貰った物なので、社長には文句を言っても仕方ありません)
Winscoreのデータを見ると、自分にとっては「まずまずのスコア」です。
最近まで使っていた「サブマシン」は「グラフィックスが3.0」でした。
新しいサブマシンは4.8ですから、少しアップしています。
これを見ると、グラフィックを補強したくなります。
ただ、このPCに関しては「出来るだけお金を掛けない」と言う方針です。
最近、PCを戴いた社長とまた会社の近くのホテルで食事をする機会があり、
「例のPCはどうだった?」
と聞かれたので、
「ありがとうございました。補修パーツ調達に2,000円ほど掛かりましたが、直して使っています」
と答えました。
ちょうど、SSDへの換装が上手く行った話などもしたら驚いていました。
社長は、嬉しそうな顔をして、「そうか、そうか」と頷いていました。
もちろん冗談だと思いますが、「これからはウチのPCの修理は正式にキミに頼もうか?」などと…。
真面目な私は、
”社長、今回のは「まぐれ」と言うヤツです。
それに、時間の制約も無く「マイペース」でやるから直せるんです。
誰にも言わずに廃棄する場合だってあるんです、「無理です」”、
と丁重にお断りしました。
zigsowの話にも及び、「Netで、社長の会社の名前は言ってません」などと断っておきました。
彼は、笑っていました。
ホテルの「中華定食」の代金はもちろん彼のおごり。
酢豚、フカヒレスープ、豚角煮だったか?
どれも、とても美味しかったです。
「ごちそうさまでした」とお礼を言うと、「また、故障したら、頼むよ!」と…。
私は、厚かましくも「今度は、プロ用グラフィックボードの乗ったヤツをお願いします」と…。
ただ、この一件で、彼の私への信頼は確実に少し厚くなったと思われます。
※壊れたと思った2台のHDDは、最終的に異常はありませんでした。
再フォーマットして再使用しています。
同じ絡みで外していたSSDは現在システムディスクとして使っていますが、こちらも「快調そのもの」です。
「メモリーの故障」以外に「故障」はありませんでした。
「誰による工事」かは不明ですが、とても「プロ」の仕事ではありません。
全ての不具合の原因は「安物パーツ」の使用と「ケーブル類の無理な引き回しによる接触不良」でした。
誰が見ても分かる「イモ工事」でした。
思わず、「俺が見ても分かるド素人ってどんな奴よ?」と突っ込みを入れたくなりました。
(SATAを短いケーブル引っ張ってで無理矢理繋げたり…)
PCも、これで本来の性能が発揮出来、喜んでいる様でした。
なお、PCを下さった企業は「ソフトウェア開発会社」でも「PC販売店」でもありません。
強いて言えば「Web制作会社」でしょうか?
とても感謝しています。
メンテ担当さんは「処分」しないで下さい。
スペックなど「やや不満足な所」もありますが、何しろ「捨てる筈のタダ(無料)で貰ったPC」ですから…
「お礼なんか要らない、捨てる物だから」と言われており、「タダでこれだけ遊べれば」と感謝しています。
だけど、社長、「メンテ担当を処分なんかしないでよ!こっちが困るんだから…」。
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購入金額
0円
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購入日
2013年頃
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購入場所
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