1. 開梱
精密機器のため厳重な梱包箱に収まっていた。据え付け作業は特に問題が無かった。特にたて型のため接地面積も少ないところが良かった。
装置のサイズの割には大きい。可動部分がある装置なので緩衝材が多めである。
これが内容物である。本体、電源アダプタ、電源コード、USBケーブル、ドライバ収録ディスク、マニュアルである。
とにかく厳重である。オレンジ色のテープで色々な場所が固定してある。
中もこんな感じである。色々なところを止めてある。ある意味安心感がある。昔、インクジェットプリンタを所有していたのだが、その時もこんな感じの梱包だった。
取り除いてみた。後は、このフタ部分を閉めて完了である。
2. 購入の理由とスキャン機巧(変形)
話が遅れたが、このスキャナを選んだ理由について説明する。このスキャナを購入する前に、以下の2台の装置を所有していた。
- ハンディスキャナ(片面、1枚ずつ)
- 家庭用複合プリンタ(プリンタ上面にスキャナ部がついているもの、1枚ずつ)
つまるところ、複数ページに渡るもの、大量の資料については1枚ずつ読み込まなければならない状況だったのである。これはかなり面倒くさい。
今回この Canon imageFORMULA DR-C225Wを選択したのは、一度にたくさんの資料を読み込むことができること。特に本機の売りにもなっている「搬送性能」に期待しての購入だったが、その性能は本物であった。
c.f.
http://cweb.canon.jp/imageformula/lineup/dr-c225w/conveyance.html
スキャンするための書類は上部を開けてセットする。大きめの書類を立てかけるためにフタ部分が変形する。この形のおかげで設置面積はかなり小さいて済む。机を専有しないので助かる。
3. 大量の資料のスキャン(手帳リフィル)
結論から言うと結構薄手で一般の書類よりも小さい1ヶ月分の手帳リフィルを何の苦もなくどんどんスキャンしてくれた。これで残り数年分のスキャンも簡単にできると確信した。
スキャンしたものは、プレミアム登録(有料)しているEvernoteにアップロードした。プレミアムの場合、アップロードしたものが画像であったとしても、そこに書かれた文字を使って検索することができる。手書き文字は認識されないことも多いのであまり期待してはいけない。
5年以上前の手帳の使用済みリフィルである。紙質は薄くかなり弱い。また、バイブルサイズと呼ばれる小さめのものである。
スキャンを開始した。1ヶ月分ずつ読みこませればいいので分かりやすい。
ジャムったのかの焦ったが、排紙側が乱れているだけ。スキャン自体は正常に進む。
無事に読み込み完了である。さらに1年分読み込んで見たがすべて順調であった。
4. セットアップ
セットアップを後に記したのは訳がある。理由ははっきりとはしていないのだが、少々手間取ってしまったからである。インストールしたアプリは使い勝手が良い。よく考えられている印象を受ける。
結論から言うと、以下の2点について理解する必要がある。
- 有線(USBケーブル)と無線LAN接続の切替はスキャナ背面のボタン操作要
- 無線LAN接続は1度に1台しかできない(自動切替機能は無い)
図に示すと以下のような感じである。
この仕様に気づくのに時間がかかってしまい、イロイロと試行錯誤をすることになってしまった。これは某社の家庭用複合プリンタの無線LAN接続では自動切替になっていたことによる勘違いが原因だ。
また、他社のスキャナ・ドライバ+スキャン用専用アプリが導入されていたことも、2度以上インストールする原因であったと考えている。
この他社のスキャン用専用アプリと比べると後発ということもあり更にこなれている印象を受ける。他社の場合、JPEG/PNGなどの画像取り込みとPDFの取り込みはスキャナの最初の設定で決めなければならない。そしてスキャンした後に、どのアプリケーションに送り込むのかを決めるという二段構成になっている。
一方、この機種の場合、どのアプリケーションに送り込むのか、JPEG/PNGもしくはPDFの読み取り形式をスキャン前に決めることができる。操作としては無駄がなくなり非常に好ましい。
5. まとめ
結論から言えば、とても良い買い物をしたと考えている。現在、3種類のスキャナの類を所有したことになるが、それぞれの特徴を活かして併用することになると考えている。
- 片面かつページが少ない書類、カードなどの定形サイズでないもの
- 複数ページあるもの
1.については、他社小型スキャナがやはり主力である。このスキャナは、読み取り部を開けるという動作で電源が入るという手軽さがある。
2.については、やはり本機以外の選択肢はない。
手帳リフィルもまだ数年分残っており、一気に片付けられる量ではない。何かをしながらゆっくりと片付けていき、断捨離を推し進めていく。
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購入金額
50,000円
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購入日
2014年08月09日
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購入場所
aoidiskさん
2014/08/17
ありがたい
優れものですね
参考になりました
IT Legacyさん
2014/08/17