レビューメディア「ジグソー」

悪魔の峡谷を制覇するのには相応しい装備を用意しよう(;=゚ω゚)=333

ASUSTeKのLGA1150マザー「Z97-PRO」です。
Devil's canyonことCorei7-4790Kとセットで購入しました(;=゚ω゚)=333

【メーカー/型番】ASUSTeK / Z97-PRO
【チップセット】Intel Z97
【Socket/Slot】LGA1150
【対応CPU】~Corei7-4790K(Xeonにも対応)
【メモリスロット】DDR3-3200×4
【拡張スロット】PCI-E(×16)×3(内1つはGen2の×4動作)、PCI-E(×1)×4
【主なオンボードデバイス】ディスプレイ出力(D-SUB+DVI+HDMI+DP)、
 S-ATA(6G×6) 内2つはSATA Expressとして使用可能。
 M.2(SATAorPCIeモード)、GigabitLAN(Intel i218V)×1、
 6chサウンド(ALC1150)、USB3.0×8
【フォームファクタ】ATX
【リリース時期】2014年5月
【製品のHP】
http://www.asus.com/jp/Motherboards/Z97PRO/
【発売時の記事】
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/201405...

ASUSの最新9シリーズチップセット搭載マザーです。
位置づけとしてはハイスペックなスタンダードなモデルであり、特にゲーマー向けという訳ではありません。

ATXな高機能モデルであり、拡張性は申し分ありません。
ディスプレイは4種類の出力があり、HDMIとDisplayPortに限っては4K解像度で60Hz対応となります。もちろん、Z97マザーの特徴であるM.2スロットやSATA Expressにも対応します。

LANにはCPU負荷の少ないIntelのチップが搭載されています。ASUSのイベントで中の人が某ゲーマー向けのLANチップよりもIntelのチップの方が良好なパフォーマンスが出ると言っていました。
6/21のASUSのイベント in 大阪日本橋
6/21のASUSのイベント in 大阪日本橋

また、そのイベントでアキバで有名な元店員Mさんが、今回のASUSマザーで微妙に良い所は、フロントのケースファンのコネクタの位置が改善されたと言っておられました。

他にUEFI上から詳細なグラフ付のファンコントロールの設定か可能である為、Windows以外のOSで運用する場合も扱いやすいと思います。他にウィザード形式でファンの回転数設定やRAIDが組める機能など色々なギミックが詰まっています。

ゲーミングモデルではありませんが、Crystal Sound 2を搭載し高音質に仕上がっているようです。チップ自体は蟹チップの上位モデルであるALC1150を採用。
更にEMIノイズ防止カバー、ニチコンのオーディオ用コンデンサ、ヘッドホンアンプ、デジタルアナログ分離回路など色々な高音質化が行われています。

個人的にはASUSのマザーは高いのであまり買うことが無いのですが、せっかくCorei7-4790Kを購入することもあり奮発しました。2014年6月現在で市価22500~25000円程度ですが、BUYMORE日本橋店のオープニング特価で19999円、これにASUS製品値引きセールで2000円OFF、Corei7とのセット値引きで4000円OFFとなり、実質13999円と格安で購入できました(;=゚ω゚)=333


■外観レビュー
それでは外観を見てみましょう。
黒くてシックな化粧箱です。
ちなみにこの箱、かなり重いのです。


付属品
・日本語マニュアル
・機能ガイド
・ドライバDVDとASUSのエムブレムシール
・I/Oシールド
・SLIブリッジ
・Qコネクタ
・S-ATAケーブル×4本


そして、Z97-PROマザーボード本体キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!
板自体も非常に重いです。ヒートシンクのボリュームが凄いですね。


リアI/O部
PS/2×1、USB2.0×2、USB3.0×4、S/P DIF×1、アナログ音声×6
ディスプレイ出力(D-SUB+DVI-D+HDMI+DP)、LAN
USB3.0は2ポートがインテル、もう2ポートはASMediaのチップのものです。


VRM部
圧倒的な12フェーズのデジタル制御電源搭載。もちろん、オール固体コンです。FETの放熱板もかなりゴツイのです(;=゚ω゚)=333


メモリ部
DDR3が4本。OCでDDR3-3200MHzにまで対応します。2133までしか持ってねぇ・゚・(つД`)・゚・


S-ATA部
S-ATA6G×6基、SATA Expressが1基です。後者はS-ATA6G×2基としても使えるようです。


M.2部
Z97マザーの売りの一つである、SSDを付けられるM.2ソケットです。
PCI-EモードとS-ATAモードの両方に対応しています。
ちなみにM.2はイベントで聴く限りエムドットツーと呼ぶようです。
M2と言えば、往年のCyrixMⅡが浮かぶのは私だけでしょうか?


ソケットの中央付近についているのが、OC用のチップのTPUとなります。


拡張スロット部
PCI-E×16が3スロットあるように見えますが、
内、2スロットはPCI-E×16 Gen3を2スロットで帯域をシェアします。
内、1スロットはPCI-E×4 Gen2です。
他にPCI-E×1が4スロットあります。
また、このマザーはBIOS(UEFI)更新にCPUやメモリを必要としない、USB BIOS Flashbackが搭載されています。


サウンド部
このマザーはCrystal Sound 2を謳っており、普通のマザーより高音質を期待できます。
・Realtek ALC1150の高音質 HD Codecチップ
・EMI(ノイズ)シールド
・低歪、高電流出力の仕様のオペアンプRC4580搭載
・ニチコンのオーディオグレードのコンデンサ搭載
などギミックが満載なのです(;=゚ω゚)=333


チップセット部
丸くてデカい放熱板が付いています。意外と熱くなるので安心感がありますね。


その他
4ピンのファンコネクタが6基搭載
USB3.0のピンヘッダが2系統4ポート分搭載
USB2.0のピンヘッダが2系統4ポート分搭載

拡張性は申し分無いですね。後日、Corei7-4790Kで組みたいと思います(;=゚ω゚)=333


■動作させてみよう
早速、動作させてみましょう。
折角の9シリーズのマザーなので発売したばかりのDevil's canyonことCorei7-4790Kを使って見ましょう。私が購入した分ではデフォルトのBIOS Ver.で対応していました。

後日、こちらのCorei7-4970Kの方にベンチを掲載します。



構成
SandyBridgeやIvyBridgeと比較ベンチを実施予定ですので、その時の構成に合わせています。この為、ややパーツの構成が古めです。

【CPU】Corei7-4790K
【CPUクーラー】Thermaltake Jing 静冷魂 CLP0574
【メモリ】DDR3-1600 4GB×2
【HDD】Seagate ST2000DL003 (SATA3/2TB/5900rpm/64MB)
【ODD】LG GH24NS50BL (SATA/黒ベゼル)
【マザー】ASUS Z97-PRO
【グラフィック】Palit NE5X570010DA-1101F (GeForceGTX570/1280MB/GDDR5)
【ケース】ドスパラのGalleriaのミドルタワーケース
【電源】DELTA GPS750AB A F42 (750W)
【OS】Windows7 HomePremium 64bit

Corei7-4790Kを取り付けます(;=゚ω゚)=333


組み込みます(`・ω・´)!


電源をポチっとな(・∀・)σ!!
一発でBIOSキタ――(゚∀゚)――ッ!
(写真は手ぶれしています(^^; )


UEFIに入ります。
EZ-Modeながら結構派手派手です。


もちろん、従来のBIOSに近いアドバンスドモードもあります。
日本語化もできますが、慣れた自作ユーザーは英語の方が判り易いでしょう。


Windows7を入れて、ドライバをインストール


再起動回数は3回とか表示されましたが、5回以上再起動されました(^^;


ASUSのマザーのユーティリティであるAI Suite3も入れてみました。


オーバークロック、ファンコントロール、電圧/温度監視など非常に洗礼されたインターフェイスです。下のモニタ画面はどの設定画面でも表示されており便利です。


オーディオ機能はReaktek ALC1150です。
ASUS独自のCrystal Sound 2規格を謳っていますが、果して音質は・・・
こいつで聴いてみました。


まず、マザーボード内蔵音源としてはトップクラスのノイズの少なさです。無音時のザーと聴こえがちなノイズはフロント、リアともほとんど感じません。

音量は十分にあります。音も非常にクリアですが・・・
低音はややプアーな感じでコントラバスやチューバのような重厚な低音は出ません。まだ、オーディオ的な音質とは言えないですね・・・これは下記のDts UltraPCⅡで補えと言うことなのでしょうか(^^;

このマザーではDts UltraPCⅡをサポートしています。この手のエフェクトはハイレゾ音源等を聴くような層には全く向きませんが、低音がしっかりと出るようになるのでクラシックなど生楽器も思ったより聴きごたえがあります。


ゲーミングマザーで無いスタンダードマザーでありながら、ここまで聴かせてくれるなら上等かも知れませんね。でもピュアオーディオ派はUSB接続のDACを使った方が幸せになれるでしょう。
  • 購入金額

    13,999円

  • 購入日

    2014年06月26日

  • 購入場所

    BUYMORE大阪日本橋店

23人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • KAOさん

    2014/06/26

    かっこいいマザーボード(*´ω`*)
  • ふっけんさん

    2014/06/27

    KAOさん

    ローエンドばかり買っている私にとっては高級すぎるマザーなのです(;=゚ω゚)=333
    ASUSの9シリーズマザーはオンボード音源のアナログ周りもそれなりに凝っているので楽しみですね。

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