レビューメディア「ジグソー」

かつては大量に買ったSIMM

1995~6年頃に発売されたPC-9800系本体を大量に持っていた頃に、あまりにも大量に導入しすぎて何セット持っていたか、記憶にないというほど持っていたのがこのSIMMでした。

FastPageのパリティ有り32MBモジュール2枚組という商品でした。主にチップセットにVLSI WildCatを採用したPC-9800系に使っていました。特に私がこの時期メイン機として使っていたのが、SIMMスロットを8本備えるPC-9821Xt13/C12であったため、このSIMMが複数枚装着されていました。

この頃の32MBのパリティ有りのSIMMは、16Mbitチップ16個で32MB分を確保し、さらにパリティ向けのチップ(この製品の場合は4Mbitチップ8個)が搭載されているという形で、小さい基板にチップがひたすら並んでいるという状態です。もっとも、EDO ECC対応の64MB SIMMの中には16Mbitチップ36個が並んでいる強烈な製品もありましたが…。



もっとも、PC-9821Xt13/C12を使い始めた時点ではまだSIMMは高価なものでしたから、メモリースロットの本数を活かして、比較的コストパフォーマンスが高かった1枚当たり16MBのSIMMを多用して、価格が下がってから徐々に1枚当たり32MBのSIMMへと差し替えていきました。

ただ、それ以降に導入したPC-9800系の本体は大抵EDO SIMMに対応していたため、FastPageのこの製品は徐々に使われなくなり、EDO ECCに対応したアイ・オー・データ機器のNE-ECCシリーズや、バッファローのEMH-Eシリーズを中心に導入していくようになりました。

EDO非対応の機種も比較的早く使わなくなってしまいましたので、大量に買った割にはあまり長期間使わなかったといえる製品です。
  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    不明

  • 購入場所

14人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • ふっけんさん

    2014/06/24

    鯖以外でも72pinSIMMで8本構成のマザーってあったんですね。
    30pinSIMMの時代は8本がふつうでしたけど。
  • jive9821さん

    2014/06/24

    PC-98では最上位のタワー型はSIMMスロット8本というモデルが多かったのです。私にとってPC-9800系では最後のメイン機となったPC-9821Rv20もそうですし…。

    初代Pentium ProモデルだったSt15/St20や、最後のハイエンド仕様だったRvII26/RsII26などはSIMM4枚1組増設という仕様でした。

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