スペインのメーカー・Vallejo社の塗料。
通常は水溶性アクリルカラーですが、アルコール系に関してはボトルも違うし、取扱い方も異なるようです。
1.使う前はとにかく撹拌!
メタリック系は塗料が沈殿しやすい特徴がありますが、コレはその特徴が顕著でボトル底面に団子のように固まっています。
使用前には調色スティックでとにかく撹拌しましょう!
ちなみに、撹拌後も粘度は高めです。
2.ラッカー系シンナーが使える
通常タイプは専用シンナーを使った方が良いですが、アルコール系に関してはラッカーシンナーが使えるようです。(オフィシャルとしては専用シンナーを薦めてますが・・・)
実際に使った方のブログを見て回ると、「ガイアノーツ メタリックマスター」を使った記事が多かったので私も真似してみましたが、エアブラシが非常に詰まりやすく、私的には使えないと判断。
結局、「フィニッシャーズ ピュアシンナー」で希釈してエアブラシ塗装しました。
ピュアシンナーでも時々うがいをして濃度を均一にしないと詰まったり、薄くなったりするので注意は必要ですけどね(^_^;)
3.隠ぺい力が高い
まずは下の画像を見てください。
左のシールドは下地に白サフをしてから塗装したもの、真ん中のアームドアーマーは下地処理せず直接塗装したものです。
※右は未塗装のランナー
下地の違いがほとんど出ないので、表面処理に拘らない人ならサフなしで直接吹いても良さそうですね。
逆に黒下地などで発色に違いを出したい人には不向きかも知れませんが。
4.粒子が大きめ
隠ぺい力の高さと関係があるのかも知れませんが、粒子は大きめですね。
エアブラシでのメタリック塗装は「圧は弱めでフワッとのせる」なんて聞きますが、圧が弱いと塗料が出にくいです(笑)
うがいを頻繁にやるもの面倒なので、私は圧全開で多少の厚塗り覚悟で塗りました(^_^;)
また、粒子が大きめなので使用後のエアブラシ洗浄が結構面倒。
違う色に変える場合は、分解洗浄した方が良さそうです。
5.総括
取扱いにクセはありますが、発色が良く、重ね塗りを最小限に抑えられるのは良かったです。
私の場合は圧全開で塗っているためかもしれませんが(笑)
百式などのキットはゴールド塗装の面積が広いので、重ね塗りの必要が少ないこの塗料は良いかも知れませんね♪
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購入金額
600円
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購入日
2014年頃
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購入場所
ボークス
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