Socket 940用に投入されたOpteronの中でも最下位に当たる製品で、コアはSledgeHammer、動作クロック周波数は1.4GHz、L2キャッシュ容量1MB、シングルプロセッサー構成専用というものでした。
Socket 940対応マザーボード、RIOWORKS HDAMBを入手した際に、その動作確認用のCPUが必要となったため、中古で最も安いSocket 940対応CPUを探した結果がこれとなったわけです。結果、マザーボードはPOSTこそしたもののPCIスロットに破損があったことが判明し、返品となってしまったため、未チェックジャンクのASUS SK8Vを入手して組み合わせたわけです。
当時はメイン機としてGIGABYTE GA-8IPE1000 Pro2(Intel 865PE、Socket 478)とPentium 4 3GHz (Northwood)の組み合わせを使っていて、動作周波数が半分にも満たないOpteron 140の性能にはさほど期待していませんでした。
しかし、実際に使ってみるととても半分以下の周波数で動いているとは思えないほど快適なのです。ベンチマークの結果はともかくとして、実際に使っていると大した性能差が感じられなかったのです。その後Pentium 4 3GHzをPentium 4 Extreme Editionに差し替えるとそれなりに大きな差が付いたのですが、Opteron 140をAthlon FX-51に入れ替えるとまたも互角の勝負という結果であり、K8の優秀さを見せつけられました。
Athlon FX-51を使うようになった後は、さすがにこのCPUに出番はなくなり、それ以降全く使っていないことになりますが、当時はかなり強烈な印象を受けたCPUでした。
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0円
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購入日
不明
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