■はじめに
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いじる余裕がないのですが、
マイコンボードコレクションとしていつか買うだろうから、今買っておけ!っていう勢いで入手しました。本を読んだりやネットで検索をしていると記事が多いので、持っていても無駄にはならないかも、って気持ちにもなっています。
と、書きつつも時々いじってます。これがRaspberryPiの魅力なんでしょうね。
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■目次
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■外観
■起動確認
・SiliconPowe microSDHC 4GB Class10 + ArchLinuxARM-2014.06-rpi.img
・amazon basics microSDHC 4GB Class10 + NOOBS LITE
・Toshiba microSDHC 32GB Class10 + NOOBS LITE
■Raspbian
・iBus-anthy
・Chromium
・音楽を試す
・GUVCViewer + QCAM-130XH
・Xmingを試す
・OpenCVを試す
・2台でXmingを試す
・カメラモジュールを試す
・3台で無線LANを試す
■ここまでの感想
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■外観
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今回はケースセットにしました。片づけるときは基板のままだと気を使うので、そのまま箱に入れたり棚に置いたりしようと考えています。
ケースはネジはなくてはめ込み式です。
入れるのは簡単ですが、知っているといいコツを書きます。
下の写真の赤丸の所に爪があります。
基板を上下方向に固定する目的だと思います。
爪の下に基板が入るように、基板を斜めにしてすべり込ませてください。
最初ケースの蓋を閉めたとき、HDMIの位置が高いなと思っていたらここに引っかかっていました。
Galileo、BeagleBone Black 比較です。基板の色に個性が出てますね。(赤を入手したくなりました。)大きさはBeagleBone Blackとほぼ同じです。
ケースに入れて比較です。BeagleBone Blackは拡張基板が内蔵できるので高さがあります。
(ケープを内蔵するなんてコンセプトからは外れていますね。)
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■起動確認
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・SiliconPowe microSDHC 4GB Class10 + ArchLinuxARM-2014.06-rpi.img
サイズが小さいのでダウンロードが早かったので先に試しました。
1.http://www.raspberrypi.org/downloads/ でzipをクリックします。
ArchLinuxARM-2014.06-rpi.img.zip でした。
200MBほどあります。
2.展開するとArchLinuxARM-2014.06-rpi.imgが出てきます。
3.Win32DiskImagerでイメージをSDカードに書き込みます。
4.スロットに挿します。
5.USBをつないで電源ON。
・amazon basics microSDHC 4GB Class10 + NOOBS LITE
起動した後OSのダウンロードに時間がかかりますが、
SDカードで立ち上がるのを確認するまでが短いので、こちらのほうが楽です。
1.http://www.raspberrypi.org/downloads/ でzipをクリックします。
ダウンロードでNOOBS_lite_v1_3_8.zip でした。
20MBほどあります。
2.展開するとNOOBS_lite_v1_3_8ができます。
3.INSTRUCTIONS-README.txt を読みます。
SDカードのフォーマット方法が書いてあります。素直に従うことにします。
4.SDFormatter をダウンロードします。
5.SDFormatter をインストールします。
6.SDFormatter でフォーマットします。
7.NOOBS_lite_v1_3_8 フォルダの中身をSDカードにコピーします。
ここまではWindowsでの作業です。
8.スロットに挿します。
9.USBをつないで電源ON。
10.NOOBS LITE画起動します。
11.インストールするOSを選びます。
おすすめのRaspbianを選びます。(SDカードのサイズが小さかったか、、、)
12.ダウンロードします。
13.OSをセットアップします。
GUIを使うとか、オーバークロックするとか設定できます。
14.再起動します。
15.デスクトップが開きます。
16.スナップショットが取れないのでインストール中です。
ksnapshot を入れてみました。
17.スナップショット
アプリの起動にまたされますね。要チューニングです。
上記13の設定時以外でも /boot/config.txt をいじるとオーバークロックできるようです。
GUIには効果が無いようです。
・Toshiba microSDHC 32GB Class10 + NOOBS LITE
FedoraのRaspberryPi版のpidoraも入れてみました。
タイムゾーンもウィザードで設定できるのですが、日本語フォントが入っていないようで、
表示できませんでした。
あとOpenELECを入れてみましたが、日本語を選択したせいか文字があると思われるところが見えなくなってしまいとても使えませんでした。
やっぱりおすすめのRaspbianですかね。
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■Raspbian
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RaspbianはDebianのRaspberryPi版です。
デスクトップにDebianリファレンスのアイコンがあります。
4GBのmicroSDカードに入れていましたので32GBのmicroSDカードにRaspbian を入れなおしました。
CPUもオーバークロックしています。(zigsowを開いただけで700MHz→1GHzに;-P)
・iBus-anthy
iBus-anthyインストール失敗。mozcは見つかりませんでした。
失敗はしたけど、とりあえずiBusの設定を開いてみると
入力できてしまっています。
入力して表示するまでちょっと遅いかなとは感じますが、ゆっくり考えながら入力するなら我慢の範囲内です。
・Chromium
Chromiumも入れてみました。(違う方向に、、、)
・音楽を試す
VLCがRaspbianに初めから入っています。
Windowsの共有フォルダへはアクセス出きるのですが、直接VLCで鳴らすことはできませんでした。RaspberryPiにささっているmicroSDへコピーしてくると演奏できました。
VLCは音量100%までは聞けますが、イヤホン直挿しでは小さいかな。
100を超えると音が割れます。(一時期DellのPCのスピーカが壊れるとか話題になったのはこれのことかと知った次第です。)
おまけ(berryつながりということで)
・GUVCViewer + QCAM-130XH
ビデオもジュールを買う前にUSBカメラを試してみました。
目玉の形状を残している方で試しました。
設定に失敗すると画面が真っ黒になります。気をつけましょう。
・X serverを試す
GUVCViewerが使えるようになると遠隔で見てみたい気がしましたのでX serverを導入してみました。
1.ダウンロード
http://www.straightrunning.com/XmingNotes/
から Xming(Xming-6-9-0-31-setup.exe)と
Xming-fonts(Xming-fonts-7-5-0-70-setup.exe)をダウンロードします。
2.Xmingをインストールします
3.Xming-fontsをインストールします
4.Raspberry Pi(Raspbian)を設定します。
http://www.straightrunning.com/XmingNotes/pixming.php
を参照しながら設定します。
Xmingはコマンドプロンプトではパスが通っていないので、フルパスで起動します。
から窓枠を除いた 2554x1411というRaspberry PiのHDMI出力以上のサイズで出ました。
・OpenCVを試す
QCAM-130XHをつないだら顔認識をしてみたくなりました。
参考にしたのは、http://ameblo.jp/takeoka/entry-11558699897.html です。
160x120でも結構遅いですけど、320x240は顔が多かったせいなのか使い物にならないです。
・2台でXmingを試す
RaspBerryPiをもう1セット買ってしまいました。
画面を切り替え機で変えなくても良くなりました。
まずはお勉強ですが、何かやらせたくなってきます。
・カメラモジュールを試す
http://www.mztn.org/rpi/rpi23.html が参考になります。
1.接続
電源を落とした状態で作業します。
コネクタににつけるのですが、ケースが小さいので一旦基板を出したほうが接続しやすいです。
2.電源を入れる(起動)
3.カメラ有効化
raspi-config でカメラを有効にします。
4.再起動
5.撮影
コマンドラインで撮影します。
ファインダを何とかしなくちゃいけませんがデジカメ作るのも夢じゃないですね。
撮影に時間がかかるようですが、夜のせいなのか転送速度のせいなのかは調査が要りますね。
・3台で無線LANを試す
3台のそれぞれに
を接続して鵜飼のようにRaspberryPiを操ってみようと考えました。
設定は /etc/network/interfaces を下記を追加します。
IPアドレスが変わるとXmingでつなぐのが面倒なので固定IPアドレスにしました。
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iface wlan0 inet static
address 192.168.1.101
netmask 255.255.255.0
network 192.168.1.0
broadcast 192.168.1.255
gateway 192.168.1.1
wpa-ssid network-name
wpa-psk pre-shared-key
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こんな感じです。見てるだけでうれしくなってしまいます。
Xmingの起動にはバッチファイルを作りました。引数にIPアドレスの最後のバイトを指定します。
(撮影用に画面は小さめにしています。)
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"C:\Program Files (x86)\Xming\Xming" :%1 -query 192.168.1.%1 -screen 0 1600x900+100+100@1
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■ここまでの感想
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現在デスクトップだけ使って見た段階ですが、おもしろいです。
コストパフォーマンスの高いPCとして家じゅうに設置するのも不可能ではないです。
モバイルじゃない、設置型のユビキタスコンピューティングの時代を感じます。
カメラが使えて画像認識もいけるなら、オートガイダー(赤道儀を星を見ながら制御する装置)も夢ではなくなってきました。
取り付ける赤道儀がないというこの事実。
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購入金額
5,550円
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購入日
2014年06月22日
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購入場所
Amazon.co.jp
frogさん
2014/06/25
つきさん
2014/06/25
動作確認までは頑張ってみます。
タカキさん
2014/07/01
つきさん
2014/07/01
遊ぶときや開発では透明がいいですね。
つきさん
2014/08/02