InateckのUSB2.0対応OTG(On The Go)アダプタです。
ホスト機能を備えてますので、これを使うことにより、スマホやタブレットでUSBデバイスを使うことができます。
キレイなケースに収められてます。
入力側が1に対して、出力側は4ポート装備しています。
4ポートもあって、何に使うの!?って思われるでしょう。私の場合、使うことがあります。
仕事の営業車では、USBメモリをコンポに差して聴いています。この音楽ソースは、自分で編集したビルボードTop50。これを欲しがる友達が多く、今までは持ち歩いているパソコンで、友達のUSBメモリにコピーしてあげてました。そんなに頻繁にコピーすることはありませんが、その度にパソコンを持ち出して作業するのは、正直面倒臭い。
このOTGアダプタを使えば、こんなことができてしまうんです。3つのUSBメモリを接続し、残ったポートにヘッドホンアダプタを接続。ファイルのコピーの作業をしながら、音楽が聴けます。これだけの作業をするとなると、通常はパソコンでしょうが、これがスマホ1台でできるんです。
実際全てのUSBメモリが認識されてます。もちろん音楽も聴けてます。
ここで気になるのが、USBメモリはどこから電源供給されてるの?ってことでしょう。もちろんスマホからです。では外付けのハードディスクやSSDは動作するでしょうか?
2.5インチの2TBの外付けハードディスクを使いました。接続直後、電源が入った音はしましたが、認識はしませんでした。SSDでも同様に認識しませんでした。
これって、ひょっとしたら入力側を換えたらどうなるの?って疑問が沸いたので、Nexus5でも検証してみました。
接続状況の写真は撮ってませんが、Nexus Media Importerで見事認識してくれました。それもFATではなく、NTFSで認識してくれました。
今回のように、消費電力の高いものなどは、入力側で認識するしないがあるようです。
製品的には、普通のOTGアダプタ+αの魅力はありますが、1つだけ注文があります。それはできれば、接続したUSBデバイスだけで良いので、電源供給用のMicroUSBを搭載して欲しいです。短時間の作業なら問題ありませんが、作業中はスマホの充電が減る一方です。これは是非次期モデルで達成して欲しいですね。ちなみに、USBポートに、USB A-Aで充電を試してみましたが、やっぱりダメでした。
このように1つ持っていれば、何かと重宝しそうなOTGアダプタが1500円足らずで買えるんです。それも、どこにでもあるようなUSBハブのようなデザインではなく、コンパクトでオシャレなデザイン。さすがドイツのメーカーさんですね。
スマホやタブレットを持ってて、OTGアダプタを持ってない方や、多ポートのOTGアダプタを探してる方にはおすすめします。
注)スマホでHDDなどのハイパワーデバイスを使用することは、たとえ動作しても、極力避けられたほうがいいように思いました。スマホの充電量の急激な低下はもちろんのこと、電源切断によるHDDの故障に繋がりかねません。
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購入金額
0円
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購入日
2014年06月21日
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購入場所
inateckファンクラブ
みもりんさん
2014/08/08
携帯電話からusbメモリーに直接的にデータ転送することは、すごく便利だと思います。
速度はいかがでしょうか?
ナンチャンさん
2014/08/08
規格がUSB2.0なので、その範囲で接続したデバイスの速度に依存します。