以前寝床専用PCとして購入したThinkPad X201iは、購入時点で2GBのメモリー2枚が搭載されていて、とりあえずは使える容量ということでそのまま使っていました。
標準搭載のHDDは、すぐにSSDに換装していたため、これで案外不満が出ない程度の性能ではありました。しかし、折角メモリーモジュールの価格が下がっているご時世ですから、折角ならせめて4GBモジュール2枚程度にはしたいところです。
そこで某量販店店頭で処分されていた、CFD Panramの少し仕様が古めのモジュールが手ごろな価格でしたので、これを買ってみることにしました。
CFD販売の比較的安いDDR3メモリーモジュールというと、Elixirブランドのものが広く出回っていますが、一時期妙にPanram推しだった時期があり、これもその時期の製品ということでしょう。
表記スペックによると「DDR3 PC3-10600 CL9」となっています。クロックがやや低めですが、初代Core iシリーズを搭載するPCですから、DDR3-1333でも充分なのです。
今時としては珍しい1.5V専用品
早速前述のThinkPad X201iに搭載してみました。ThinkPadのメモリー増設/交換はメモリーの絵が描かれた部分のネジを外して蓋を開けることですぐにスロットにアクセスすることができ、何も難しい部分は無いと思いますので手順は省略です。
搭載後の状態をCPU-Zで取得してみました。
仕様の割には製造週は案外新しく、2015年49週(12月頃?)となっていますね。
SPDの値を見ると、クロックは最大1333MHzということがわかりますが、もう一つ重要なのはVoltage欄が全て「1.50V」となっているということでしょうか。
以前取り上げたACPI製のDDR3-1600のSO-DIMMでは、DDR3Lの電圧である1.35Vと1.50Vの双方が記録されていて、両対応であることが判ったのですが、こちらはDDR3Lの電圧には非対応ということです。
CPUがSandyBridge世代以降であればDDR3Lに対応している可能性が高いのですが、どのみちこのThinkPad X201iはDDR3Lの電圧には対応していませんので、このモジュールの使いどころとしては最適でしょう。
メモリーモジュールもこれくらいの価格で売られている時期であれば、思い立って容量アップということも出来るのですが、一時期は2倍以上の高値になっていましたからね。安い内に買っておく方が間違いなさそうです。
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購入金額
3,002円
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購入日
2016年10月23日
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購入場所
コジマ
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