レビューメディア「ジグソー」

約1万円!モンスタートップフロークーラー!

どうもアラクレです。
CRYORIGというメーカーはご存じでしょうか。
CPUクーラーメーカーとしては最後発の部類で2013年に設立した台湾のメーカーです。
代表的な製品としては空冷最高峰といっても過言ではない「R1 Ultimate」でしょう。
またR1 Ultimateのナロータイプでもある「R1 Universal」も捨てがたい性能のクーラーです。
しかしそんな強烈なインパクトを放つ2製品のほかに、というある意味でクソインパクトが強い
「C1」というトップフロークーラーがあったのをご存じでしょうか。
そう、何がクソインパクトあるかというと・・・
・全高74mm、ロープロファイルトップフロークーラー
金額約1万円

えーとですね。ロープロファイルトップフロークーラーで1万とか見たことありませんよ(==;
そしてレビューが出てない出てない。みんなR1の2製品に流れてます。

というわけでレッツ人柱!今回はそのC1を見ていきたいと思います。

 

■□レビュー環境□■
○製品名:TWOTOP bz-B85SL-ECO-H【法人向けモデル】
○CPU:Core i5-4570T(2コア/4スレッド_TDP35W)
○CPUクーラー:CRYORIG C1【当製品】
○M/B:ASUS B85M-E
○RAM:【高品質 Kingston製】DDR3 1600 4GB×2 (計8GB)
○SSD1:SSDSC2BW240A401
○SSD2:SAMSUNG 840EVO 120GB
○SSD3:Vertex4128GB
○HDD:PS4に入ってた日立の500GB
○VGA:GF PGTX750TI-OC-LP/2GD5
○電源:300W_TFX_GOLD電源(POWER MAN)

以前レビューでいただいたbz-B85SL-ECO-Hをベースにいたしました。

 

 

■□製品スペック□■
・主な材質:アルミ製ヒートシンク+銅製ヒートパイプ(ニッケルコーティング/6mm径・6本)
・ヒートシンク重量:539g
・製品総重量:約1520g
・搭載ファン
 サイズ:140mm-140mm-13mm
 回転数:700~1300RPM(±10%)
 ノイズレベル:20~24dB(A)
 風量:~65CMF
 ファン重量:89g
・対応プラットフォーム
 intel CPU:LGA2011/1366/1156/1155/1150/775
 AMD CPU:FM1/AM3/AM2
・パッケージサイズ:224mm-198mm-141mm

 

 ※DIRAC様ホームページより引用いたしました。
  参考URL:http://www.dirac.co.jp/c1/

 

 

■□製品のポイント□■
・全長74mmのminiITXにもいいロープロファイルトップフロークーラー
・製品の保証は標準で3年だが、ユーザー登録することでさらに3年プラス。すんごい。
・MultiSegというリテンションで簡単取り付け。しかもご丁寧に注意点までWeb上にあります。
 DIRAC様ホームページ→http://www.dirac.co.jp/cryorig_attention/
・付属の別ネジで他社製120mmファンも取り付けられる。
・メモリの上に覆い被さる形のため、チップセットもメモリも冷やせる。
・ヒートシンクを手に取ったときの重量、剛性、見た目、どれも最高
・サイドフローでもそんな値段しないヨ。驚きの値段約1万円。

 

 

■□外装、内容物等□■

・外箱

 

・開けてみた図

 

・ヒートシンク、ファン外装

・ヒートシンク、ファン本体

 

・内容物

 

 

■□取り付け前の状態□■
 以前のレビュー時から変わらずこんな感じです。

 

 

■□取り付け手順・簡易版□■
 写真撮るのを忘れていたため、ほぼ文章のみの簡易版です。

 

1.バックプレートを取り付けます
 ※他社クーラーと同様、LGA2011、LGA115X用の穴にまず調整する必要あり
2.バックプレートを取り付けたら一度ネジで締めます。(手回しでOK)
3.リテンションを取り付け、ネジを締めます。(これも手回しでOK)


4.グリスを塗ります
5.ヒートシンクをリテンション上のねじ穴2つに合わせ、取り付けます。
 ※ヒートシンクにはネジ止め用の穴が開いてますので簡単に締められます。
  また、付属品に手回し用のドライバーも付属しているため安心です。
6.ファンを取り付けます。
 ※付属の短い方のネジを使いましょう!
7.CPUファン用のコネクターに差し込んで完成

 なお完成状態見て分かるとおり光学ドライブとのクリアランスがやばいことになっています。

 ↓拡大したものがコチラ。↓

 

  ※SATA電源およびSATAL字型ケーブルを使ってギリギリです。

【以下当方環境のみ該当】
8.ふたを閉めようとするも↓の赤枠のガイド?が邪魔して取り付けられず。


9.ガイドを取り払い、ふたをして完成。

 

 形的には風神ワイドを小さくしたような感じだったため、そんな感じに取り付けるのかな-?
 とか思ってましたがとんでもない。リテンションの取り付けがビックリするぐらい簡単でした。
 ドライバー使わずに締めて、上からネジで締めるだけってなんという完成度。
 作業性悪いmicroATX、miniITXでもこれは楽ちんでしょう!
 ただやっぱりロープロファイルでも少し背が高いため、事前に確認いただいた方がよいです。
 私は一瞬つかないんじゃないかとヒヤッとしました(笑)

 

 

■□性能比較□■
 手持ちにオーバークロックできるCPUが無く、静音化とCPU冷却能力強化だけを目的にしました。
 よってアイドル時、OCCT実行時、OCCT実行後3分放置のCPU冷却能力をデータとりました。
 比較はもちろんPCについていましたロープロファイルトップフロークーラー。
 形がリテールクーラーと似てますので(バックプレート固定ですけど)
 リテール?クーラーとしておきます。

【リテール?クーラー】
        Core#0 Core#1 Package
アイドル時  : 31℃  30℃  31℃(MAX931rpm)
OCCT10分実行: 59℃  55℃  59℃(MAX1352rpm)
OCCT停止03分: 40℃  39℃  40℃(MAX1101RPM)

 

【C1(当製品)】
アイドル時  : 33℃  31℃  33℃(MAX957rpm)
OCCT10分実行: 50℃  50℃  51℃(MAX1000rpm)
OCCT停止03分: 35℃  34℃  35℃(MAX981rpm)

 

 アイドル時はまぁこれ誤差でいいと思うのですが、
 高負荷時と停止後の冷却がすばらしいですね。ゆるーり回せるのでかなり静かです。
  ※この環境ではGTX750Tiを外さないとその静音性は分かりませんでした。

 

 

■□まとめ□■
 駆け足でまとめましたがいかがでしたでしょうか。
 個人的には高負荷時の回転数を抑えられ、かつ冷却性能が上げられましたので満足です。
 が・・・CRYORIGさすがです。値段がすんごい(笑)
 正直これをオススメするかっていうと「うーん?オススメはしないかな。」と言います。
 多分Thermaltakeとかサイズのロープロファイルクーラー行った方がコスパは優れています。
 しっかーし!このCPUクーラーはすごいんです。
 私はこのCPUクーラーを手に取ったときこう思いました。
 「めっちゃ美しい!トップフロークーラーの完成形だ!」とw
 確かに冷却性能もよく、スペースもとらないのでいいのですが、それだけではこの値段は
 払うべきではないんじゃないかと思います。
 費用は問わずこのCPUクーラーの見た目、そして超長期保証に魅力を感じられるのであれば、
 迷わず私はオススメいたします。是非手に取ってみてください!

  • 購入金額

    9,720円

  • 購入日

    2014年05月16日

  • 購入場所

    TSUKUMO通販

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