言わずと知れた1991年の「SAY YES」の大ヒットによりヒットメイカーとして頂点を極めた彼らですが、それ以前に発表されていたこの作品が、個人的には最も気に入っています。
このアルバムは1989年の作品ですが、「SAY YES」のヒットにより、この作品からもシングルの再リリースやタイアップが相次ぐことになります。1992年にTV-CFで採用されヒットを記録した「LOVE SONG」「WALK」の2曲は本作からの再カットという形で発売されたものですし、シングルカットこそ無かったものの「天気予報の恋人」も後にTV-CFで使われることとなります。
恐らくファンの間では未だに人気が高いと思われるのが、本作のタイトル曲となる「PRIDE」でしょうし、実際に彼らの作品の中でも屈指の名曲ということに異論はありませんが、個人的に気に入っているのは過去の作品をリメイクして収録している、DISK2の方です。
特にCHAGEが作曲した2曲「嘘」「終章(エピローグ)」は服部克久がアレンジを担当し、ストリングスを活かして組曲形式に仕立て直されているのですが、この部分が本作のハイライトではないかと思っているほどです。実はASKAが書く詞は全般的にあまりピンと来ないのですが、この2曲は詞も含めて素晴らしいと思っています。
仮に曲を作った人間に罪があろうと、楽曲たちに罪はない。そう思いながら聴くことにします。
DISK1
1. LOVE SONG
2. PRIDE
3. SHINING DANCE
4. HOTEL
5. Break an egg
6. さよならは踊る
7. 砂時計のくびれた場所
8. 天気予報の恋人
9. Don’t Cry,Don’t Touch
10. 絶対的関係
11. 流れ星のゆくえ
12. WALK
DISK2
1. MOON LIGHT BLUES
2. 嘘
3. 終章(エピローグ)~追想の主題
4. 熱い想い
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
CLWさん
2014/05/21
実は私大ファンで・・・悲しいです。(T_T)
jive9821さん
2014/05/21
それほど熱心なファンではない私から見ても、この頃の彼らは日本のポップス界の頂点だったと思えるような傑作を数多く残していますよね。楽曲たちは今後も正当な評価を受けて欲しいと願っています。