当時大学で写真のサークルに入っていて、次回の作品展に向けて都内の数カ所で撮影をしていたのですが、上野公園からアメ横の方に歩いて行き、やがて秋葉原にたどり着いてしまい、そのまま撮影機材を抱えたまま行きつけの店を回ったところ、丁度処分品が出ていたのがこれでした。
5インチFD自体は15枚程度では大した重量ではないのですが、今のPCソフトでは考えられないような重厚な説明書が添付されていた結果、大変な重量物と化していました。持ち帰る途中で箱が崩壊しかかったほどですからね。
当時Windows 3.1プリインストールのPC-9821Xt13/C12やPC-9821Ap3/C8Wを主に使っていましたので、それらには新たなWindows 3.1は不要だったのですが、5インチFDDかつHDD非搭載のフレームモデル、PC-9821Ap2/M2を主にFDで提供されていたゲーム用に持っていましたので、これにWindows 3.1環境を構築する際に使われました。
実はこのPC-9821Ap2/M2は、今でもMS-DOSやWindows 3.1の環境がそのまま残っていて、当時の環境がそのまま利用可能となっています。
PC-9821Ap2/M2は標準状態ではVGA解像度までしかサポートしていませんでしたが、Canopus製のウインドウアクセラレータ-、PowerWindow 928IILBを併用することで、主にXGA解像度で利用していました。XGAはこの後Windows 95~2000の間はほぼ固定で使っていた解像度であり、今思えばWindows 3.1の原体験から長い間同じ情報量を見続けていたことになるわけですね。
Windows 3.1は機能的にそれほど画期的なものだったとは思えませんが、私がPCを使い始めたのがMS-DOS+Windows 3.1という環境であり、今でもそれなりに思い入れのあるものです。
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