リトルバスターズ!リフレイン3巻です。
本編第5・6話とOVA第3話の3話収録です。
6話では恭介との対峙から鈴と理樹の逃亡なのですが、この物語で重要な意味を示す「逃亡」の部分(鈴END)をたった4分で表現しようとする無茶ぶりっぷりです。
「恭介の作った世界」というものを大きく表し、これからは逃げないことを誓う部分がここまでさらっとやられると色々と辛いのです。
原作の逃亡の部分では理樹がナルコレプシーで落ちたりと、自分たちが「守られていた」ことを自覚するような描写が幾つか表され、警察?が来た時に鈴と逃げようとすると、鈴が猫をかばって確保されてしまうシナリオになっていますが、端折られすぎてアニメだけではよくわかりません。
逃亡の部分のBGMとして、「リトバスの原点」と呼ばれている(らしい)「Hanabi」を使ったのは評価できるのですが、4分しか尺をらなかったことはやはり尺不足なんだなと思います。
Key作品のアニメ化は最後の最後でアニメ組を置いてけぼりにしてしまう悪い癖があると思うのですが、今回もそれに合致してしまいました。2期を2クールで作るとだれてしまう可能性があったので、1クールにしたのは理解できますが、もう少し「逃亡」の部分に尺を割り当ててほしいと思ったのです。
実はHanabiだけでも6.5分の尺があるんです…。
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購入金額
10,152円
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購入日
2014年04月16日
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購入場所
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