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ごついのにクールな見た目

ところどころカクカクしていたりとごつい一面を見せながらも黒基調のカラーリングと金属の質感がクールなイメージを醸し出しています。

快適な装着感

ハウジングは耳をすっぽり覆うだけの大きさがあります。耳のどこにも当たらない快適な装着感です。

側圧も買ってすぐは強めですがそれなりに期間が経てばちょうどいい感じになってくれます。

密閉度が強いので夏は蒸れるかもしれませんが…

究極の美音系密閉型

密閉型のヘッドホンではどうしても音場感であったり中高音の抜けが阻害されてしまうことがあります。

K550を買う前まで持っていたMDR-1Rはちょっと作ったような不自然さも感じられる音場感でした。

しかし、K550は開放型にこそ及ばないものの、それに近い抜け感を実現し美しい中高音を披露してくれます。また、空間表現も非常に巧くて自然です。「密閉でこんな音が出せるんだ…」って思ってしまいました。

僕の中にあった密閉型に対する認識が崩れた瞬間でした。

ごつさのある見た目の割に繊細で美しい音です。

非常によくまとまっている音です。

左右の分離はスパッと

かなり左右の分離感が強いです。大体どこで何が鳴っているのかわかってしまいます。

ここが、Reference Monitorたる所以でしょうか。

3ｍをどう思うか…

K550のケーブルは3ｍともろスタジオ仕様です。

しかも、着脱できないので基本的には3ｍをどうにかして使うしかありません。

僕はもう一つ3ｍコードのヘッドホンを持っていてどうにかしているのでさほど気にならなくなりましたが気になる人もいるかもしれませんね。

そういう場合は少々音場感等は変わってしまいますが「K545」という選択肢もあると思います。

ちなみに、ハウジングがK550サイズのポータブル版「K551」も存在しますがこちらは現状では国内での正規販売はなく海外からの並行輸入品のみとなります。

音楽の都ウィーンの本気を見た！

ウィーンは音楽の都として有名ですね。

そんな土地で生まれたメーカーだけあって美しい音へのこだわりを感じました。

そのこだわりの音が値下がりで更にお得に手に入るようになりました。

僕なら密閉型2万円以内クラスで1番にお勧めしたい機種ですね。