NTT西日本で「光BOX+モニター大募集」なんてイベントをやっていたので申し込んでみました。
そして届いた光BOX+。
モニター890名様だった筈なのに何故かタイトルが1000人モニター大募集に……
中身はこんな感じ。
ビニールから出してみた。
各方向から。右側面は放熱用スリットだけなので割愛。
背面にHDMI、LAN、USBx2、電源。
そしてTVの下の隙間に設置。小さいです。
電源入れたら先ずはリモコンのペアリングを要求されました。
まぁ、リモコン使えないと何も操作出来ませんからねぇ。
リモコンが使えるようになると、今度はネットワークの設定。
有線でも無線でも接続できますが、LANケーブル引き回すのが面倒なので無線で接続。
その後システムのアップデート等があり何度か再起動します。
起動時に「光LINK」のロゴが。
そして、ようこそ画面。
「かんたん設定」(お客様情報等)は登録しなくても使用出来ます。
「キッズどうが」はYoutubeの子供向けを集めた物、「動画チャンネル」はYoutubeを見る物、と言う事で、対象が違うだけで中身はどちらもYoutube見るためのアプリ。
特に見たくなるような物は登録されていなかったので、キーワードに「BABYMETAL」入れて登録してみたり。
これで大画面でBABYMETALの動画が!
と簡単に使ってみましたが……
正直な所、大画面なTVでYoutubeとニコ動が見られる、けど、本当にそれだけって感じです。
あぁ、後一応ブラウザも使えますね。
TV付属のブラウザとかの機能が使い物にならないので、それの代替えとして考えるなら使えなくはないけれど、って所であって、それ以上の物では無いです。
先ず、NTT西日本の自社サービスへの囲い込みのための機器なので、当然の如くGooglePlayが使えません。
さらに設定画面から開発者モード等も項目が消されているので、野良アプリを入れる事も出来ませんし、adb接続も行えません。
あのAmazonのKindleですら足元にも及ばない程の融通の無さです。
そして標準で入っているアプリ(と言うか、それ以外に使えるアプリは無い訳ですが。)にろくなものが無くて、原則として動画を見るか、静止画を見るか、音楽を聴くか、の何れかです。
子供向けの教育アプリっぽいゲームもどきもありましたが、インストールして起動してスタートしたら、読み込み中のまま固まったので数分待ってからホーム画面に戻ってからアプリを削除しました。
と言う訳で、静止画や音楽をわざわざTVで見る意味も無いので、動画閲覧くらいしかやることがありません。
なので、TVでYoutubeやニコ動が見れる!と言うのが最大にして唯一の利点であり機能です。
これモニターで無料だったから良いですけど、お金払ってまで……と言うか、ポイント交換ですらしたくないですね。
もう少し使えるのかと思っていましたが、本気で使えないです。
なお、メニュー自体が独自のホームアプリのようで、一応ホームアプリを解除できるようになっていました。
設定変更してランチャーをホームアプリにすると見慣れたAndroidの画面になりますが……
自分で野良アプリ入れたり出来ないので、こちらも意味が無いですね。
最近やたらとNTTから貯まったポイントを光BOX+に交換しませんか?という勧誘電話がかかってくるそうですが、と言うか、うちにもその勧誘電話ありましたが、ポイントが勿体ないので交換しない方が良いでしょうね。
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2014/04/13追記。
Android用アプリ「光BOX+リモコン」をKFTTに入れて操作してみた。
光BOX+をAndroid端末から操作できるアプリが配布されているので、KFTTに入れて操作してみました。
結論から言うと、付属のリモコンだけ使うよりはマシになります。
ただ過大な期待は止めた方が良いですが。
リモコンアプリを起動してから光BOX+が認識されるまでに、かなり時間がかかります。
当然の事ながら認識されるまではリモコンとして動作出来ません。
ブラウザを起動するとAndroid側で文字の入力が出来ますが、それを光BOX+で表示として光BOX+側で表示した後はAndroid側で入力したりは出来ないのでAndroid端末をキーボード代わりに、と言う使い方は出来ません。
マウスを選ぶとAndroid端末の画面上を撫でると、光BOX+側でマウスカーソルが動きます。
リモコンをポインタにして使うよりは楽に操作出来ます。
一番便利なのはYoutube(動画チャンネル)の操作でしょうね。
チャンネルの一覧出して、そのチャンネルを展開すると動画の一覧が見られるので、見たい動画を選ぶだけで再生されます。
チャンネルの追加もAndroid側から出来ますが、追加したチャンネルの削除は光BOX+側でしか操作が出来ないと言う片手落ちな仕様になっています。
便利は便利なのですが……Android搭載の据え置きBOX端末(光BOX+)操作するのに、もう一台Android端末が必要な時点で何だかなぁ、と言う気分になります。
なお初回以降にリモコンアプリを起動した際に、タイトル画面で固まる事が多々ありました。
固まってしまった場合、そのまま5分以上待っても動く気配がありませんでした。
アプリの一覧から確認するとプロセスが残ったままだったので強制終了し、かつキャッシュのクリアを行ってからアプリを再度起動すると先へ進みましたが、当然接続先の光BOX+の検出からやり直しになりました。
接続先を手動で設定出来るのなら光BOX+を固定IPにしておけば検索に無駄な時間を取られなくて済むと思うのですが、そのような仕様にはなっていませんので、光BOX+が見つかるまで数分間放置になります。
さてリモコンアプリ以外に、光BOX+本体の絵本アプリ「森のえほん館」を使ってみました。
こちらのアプリ幼児用で絵本を読み上げてくれると言う物なのですが光BOX+のものは言わばお試し版。
初期の本を一冊読み終わった所でフルバージョンなら300冊以上の絵本が読める!との案内が出ていたので見てみたのですが……フルバージョンのアプリをGooglePlayから落としてくださいとの記載が……
ほー、GooglePlay非対応な上に野良アプリを入れる事すら出来ない光BOX+にGooglePlayからアプリ落としてきて入れろとな?
全体的に言える事ですが、どれもこれもやっつけ仕事で体裁(アプリの数)だけ揃えたって感じですね。(先日のゲームアプリもロードでフリーズしてましたし。)
流石にアプリが無さすぎると困る(と言っても現状でも無いに等しいですが。)ので、アプリのメーカーに突貫で光BOX+用に改造させて提供させた、って所なのでしょうかね。
囲い込みたいのは判るけど、利用者がそこそこ満足出来るだけのアプリを用意出来ないのなら野良アプリのインストールを妨害するのだけでも止めるべきだと思います。
サポート云々もあるのかもしれませんが、基本的に野良アプリ入れられる設定に切り替えた時点でサポートの範疇外、自己責任の世界なんですからサポートしません、で良いと思いますし。
いずれにしてもアプリが殆ど無い上に、用意されているアプリの品質もお粗末、リモコンアプリも無いよりはマシだけど根本的に何かが間違っている感じがします。
Youtubeやニコ動再生専用端末として考えるのならアリですが、それ以上を望むのなら手を出さない方が良いように思います。(ちなみにリモコンはニコ動には対応していません。)
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2014/04/17追記。
光BOX+に一般的なUSBマウスを接続する事でマウスでの操作が可能になります。
ただニコ動アプリではマウスがポインタモードとして認識されるようで、マウスカーソルが動くたびにポインタモードでは使用できない旨のメッセージダイアログが表示されるため実質使用出来ません。
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2014/05/17追記。
交換する事になりました。
『「光BOX+(HB-1000)」をご利用のお客さまへ』の交換対象機器に該当したため交換する事になりました。
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2014/05/23追記。
HB-1000「2」に交換されました。
基本的にはHB-1000と変わりませんが、ACアダプタの先が独立タイプからアダプタ直付けタイプに改悪です。
おかげでタップに挿すと邪魔に……
新旧での違いは本体裏の型番表記とACアダプタの形状変更くらいですね。
なお、不具合による交換ですので旧HB-1000はNTTへ返送になりました。
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2015/02/04追記。
子供がトミカ&プラレールの動画を見たがるので、動画チャンネルアプリでトミカ&プラレール公式を登録して再生して見せてみました。
一つが終わると、その次が再生される、が延々と繰り返されるので、相手できなくて放置しておく分には便利かもしれません。
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購入金額
0円
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購入日
2014年04月12日
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購入場所
NTT西日本「光BOX+モニター大募集」
退会したユーザーさん
2014/12/29
ぶっちゃけクロームキャストでも買えばよかったと
今は軽く後悔してます(笑)
cougarさん
2014/12/29
囲い込みが厳しすぎるんですよね。
今なら少々値が張ってもマウスのスティック型WindowsPCとかが良いかも(w