ASUSのITXマザーにも関わらず、発売日で5000円を切っていたので購入しました(;=゚ω゚)=333
【メーカー/型番】Asustek / AM1I-A
【チップセット】APUに統合された為マザーボード上にはありません
【Socket/Slot】SocketAM1(SocketFS1b)
【対応CPU】~Athlon 5350
【メモリスロット】DDR3×2
【拡張スロット】PCI-E(×4エッジフリー)×1
【主なオンボードデバイス】ディスプレイ(D-SUB+DVI+HDMI)、USB3.0、
8chサウンド(ALC887)、GigabitLAN(RTL8111GR)
【フォームファクタ】Mini-ITX
【リリース時期】2014年4月9日
【製品のHP】
https://www.asus.com/Motherboards/AM1IA/
【発売時の記事】
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/201404...
待望のAMDのローエンドプラットフォームである「SocketAM1」のマザーです。Socketには「SocketFS1b」が搭載されており、CPUクーラーは従来のAMDのものは使えなくなっています。(低TDP専用なので、固定は2か所のピン止めでリテールクーラーのファンは50mmの小型のものです)
高価な印象のあるASUSのITXマザーですが、初値が4980円(税込)と非常に安価なのも特徴です。私はAPUとのセット値引きで500円引きで購入したので更に安かったです(;=゚ω゚)=333
AM1のAPUはPCI-Eは4レーンしか持っていないので、M-ATXのように拡張性があってもほとんど使えないでしょう。この為、同じ価格帯で買えるなら、例えATX/M-ATXで運用する場合でもITXマザーをお勧めしたいです。
また、AM1はSoC(System on Chip)であり、APU側にノース/サウスブリッジが統合されており、廉価マザーは各社非常に似通ったスペックとなっています。特にUSB3.0が2ポート、S-ATA6Gが2ポート、PCI-Eが4レーンということは覚えていておいた方が良いでしょう。
(つまり、S-ATAで光学ドライブ、起動ドライブにSSD、データドライブにHDDという構成はできません。もちろん、外付けのICによりI/Oが拡張された上位のマザーは除きます)
このマザーは廉価ながら、オール固体コン&VRMに放熱板がついています。ディスプレイ出力は3種類(D-SUB/DVI-D/HDMI)を持っており汎用性が高いです。個人的にはやはりPS/2ポートがマウスとキーボードが独立していることに好感が持てます。
とりあえず、発売日にAM1プラットフォームを3組IYH!したので、レビューしていく予定です(;゚∀゚)=3
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それではマザーの外観を見ていきましょう。
■化粧箱(表)
黒いです。小さいです。カッコイイです。
型名のIって「エ」のようなフォントで書いてくれないとわかりにくいですね。
■化粧箱(裏)
製品の写真が載っているところに好感が持てますね。
■付属品
付属品は至って普通です。
・マニュアル
・クイックスタートガイド
・ドライバDVDとエムブレムシール
・I/Oシールド
・S-ATA6Gケーブル×2本
■マザーボード全体
これが「AM1I-A」の本体です(;゚∀゚)=3
安くてもオール固体コンなのが嬉しいです。
■リアI/O部
ITXながらI/O周りは充実しています。
・PS/2×2、ディスプレイ出力(D-SUB、DVI-D、HDMI)、シリアルポート
・USB2.0×4、USB3.0×2、LAN、アナログ音声×3
今更、標準でシリアルポートが付いているところが香ばしいですねw
■APUソケット&VRM部
これがKabiniの玉座であるSocketFS1bなのです(;=゚ω゚)=333
Socket754/FM1/FM2を小さくした印象ですね。
CPUクーラーがリテンションではなく、2つの穴になっているのが特徴です。
VRMのFET部分には黄金のヒートシンクが付いています。25WのDC/DCコンバータだと特にヒートシンクは要らないと思うのですが、部品温度を下げることは信頼性向上につながるのでありがたいです。
■拡張スロット
拡張スロットはPCI-E×4が1基あるのみ。エッジフリータイプなのでPCI-E×16のグラフィックカードも挿せます。
■メモリソケット
DDR3のソケットが2基あります。ITXなら悪くないと思います。
ただ、Kabiniはシングルチャネルだったはず・゚・(つД`)・゚・
■S-ATA
S-ATAは6Gが2基のみ。これがAM1プラットフォーム最大の欠点だと思います。一部には外部チップで増やしているマザーもありますが、サーバー用途で使用を考えている方は要注意です。
BIOSTOMはDIPタイプなので飛ばしてもROMライタで書き込めますw USB2.0ヘッダが2基4ポート分。USB3.0ヘッダはありません。
■サウンド、LANチップ
サウンドは蟹で有名なREALTEKのALC887です。今回のAM1マザーのほとんどがこいつを搭載しています。LANもREALTEKでRTL8111GRのGigabitLANです。
■マザーボード裏面
今回、3種類のマザーボードを購入しましたが、いずれも裏面にセラミックコンデンサが付いてる両面実装基板です。片面実装だとコストが下がるのですが、まだ難しいのでしょうか?
このマザーはITXながら、非常にコストパフォーマンスが高い印象があります。XP時代のマシンを安価に組み替えたり、省電力で小型なネット専用機が欲しい方には最適だと思います。
ただ、AM1プラットフォームは(APUに内蔵されたコントローラの関係で)S-ATAが2基しかないものが多いのでストレージをたくさん載せたい方は注意しましょう。
■AM1プラットフォームレビュー
とりあえず、APUとマザーを3組ずつ購入したのでレビューしていきます(;=゚ω゚)=333
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購入金額
4,480円
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購入日
2014年04月09日
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購入場所
ドスパラなんば店
mokaさん
2014/04/10
CR-Xさん
2014/04/10
これだけで私的用途にはOUT、AMDに戻れないじゃないかっ!orz
ふっけんさん
2014/04/10
ローエンドこそ正義なのです(`・ω・´)キリッ!
ふっけんさん
2014/04/10
APU内にチップセットを内蔵しているので増やしにくいのでしょうね・・・
ダイサイズよいうよりはピン数が増えて基板の配線パターンが引けなったり、6層基板になってコストUPするからなのかも知れません。
AMDに戻りたければ、AM3+があるじゃないかw