レビューメディア「ジグソー」

Pentium G3258とセットで4.6GHzで動作キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

ASUSTeKのLGA1150マザー「H81M-E」です。
20周年記念のPentiumG3258とセットで購入しました(;=゚ω゚)=333

【メーカー/型番】ASUSTeK / H81M-E
【チップセット】Intel H81
【Socket/Slot】LGA1150
【対応CPU】~Corei7-4790K(Xeonにも対応)
【メモリスロット】DDR3-1600×2
【拡張スロット】PCI-E(×16)×1、PCI-E(×1)×2
【主なオンボードデバイス】ディスプレイ出力(D-SUB+DVI)、
 S-ATA6G×2、S-ATA3G×2、USB3.0×2(リア)
 8chサウンド(ALC887)、GigabitLAN(RTL8111G)  
【フォームファクタ】M-ATX
【リリース時期】2013年11月
【製品のHP】
http://www.asus.com/jp/Motherboards/H81ME/
【発売時の記事】
http://akiba-souken.com/article/pc-parts/18344/

ASUSのH81チップセット搭載のローエンドなLGA1150マザーです。
何故か店頭で特価扱いで5000円以下で売られていることが多いです。

低価格と言えども同社の高品質規格の5X Protectionに対応し、Digital制御のVRMや静電気破壊防止やオール固体コンデンサ構成等を採用し安心感があります。

拡張性はH81マザーでは標準的なものです。H61と違いS-ATA6Gも備えるので最新のSSDを使って爆速マシンにしたり、リアコネクタのみですがUSB3.0にも対応しているので外付けHDDに高速なデータの転送が可能です。
 
PC本体内にゴテゴテ拡張したり、オーバークロックをしない方はH81で不足することも無いでしょう。最新のCorei7-4790Kもサポートされていますし、PCI-E×16は搭載されているのでグラフィックカードを増設してゲーム機にすることもできます。

 

個人的には多機能なマザーよりこのようなシンプルなマザーの方が扱いやすくて好きだったりします。
 
このマザーの制限としてはメモリソケットが2本しかないこと、HDMI出力が無いこと、普通のPCIが無いことくらいでしょうか。

安いマザーなのでCeleronやPentiumと組み合わせるのが最適だと思います。Core2やそれ以前のプラットフォームを使って居られる方が低予算で最新の環境に乗り換えるには最適でしょう。


■外観、付属品
それでは外観を見ていきましょう(;=゚ω゚)=333

化粧箱は黒いです。5XProtectionを謳いたくて仕方が無いという感じですね。



箱の裏側ちゃんと写真付きでスペックを掲載しているところに好感が持てます。



箱を開けると、CPUのピン曲げに、USB3.0のヘッダピン曲げに注意の紙が入っています。



付属品
・マニュアル(日本語)
・S-ATAケーブル×2本
・I/Oシールド(ステンレス製で錆に強いらしい)
・ドライバDVDとASUSのエムブレムシール



H81M-Eマザーボード本体キタ――(゚∀゚)――ッ!
メモリソケットやコネクタが黄色で見やすいのです。



リアのコネクタ類
PS/2×2、ディスプレイ出力(D-SUB+DVI)、LAN
USB2.0×4、USB3.0×2、アナログ音声×3



メモリソケットは2本。
ローエンドなので2GB×2本でも良いかも。H81なのでDDR3-1600までの対応となります。



拡張スロット
PCI-E×16が1基、×1が2基です。フロントUSB2.0は4ポート分あります。



S-ATAは6G(黄色)が2基、3G(黒色)が2基となります。
SSDとHDDは6Gに、光学ドライブは3Gに付けると良いでしょう。



サウンドには蟹で有名なREALTEKのALC887が搭載されています。
8ch対応のHDAudioCodecで、DACはS/N比97dB、ADCはS/N比90dB。



LANにもREALTEKなRTL8111Gが搭載されています。
かなりICのパッケージが小さいです。



VRM部。
LGA1150ではCPU内部に電圧レギュレータを持つのでマザー上のVRMはLGA1155世代よりもシンプルな作りになります。しかも、このマザーはローエンドモデルなので3フェーズでオーバークロックするには頼りない印象があります。



マザーの裏面です。電子部品は皆無ですね。
片面実装によりコストダウンをはかったのでしょう。




■動作させてみよう
早速、同時に購入したPentiumG3258をともに組む事にしました。


構成
【CPU】Pentium G3258
【CPUクーラー】Pentium G3258に付属の純正クーラー
【メモリ】Team DDR3-1600 4GB×2
【HDD】Seagate ST2000DL003 (SATA3/2TB/5900rpm/64MB)
【ODD】LG GH24NS50BL (SATA/黒ベゼル)
【マザー】ASUS H81M-E
【グラフィック】CPU内蔵 Intel HD Graphics
【ケース】ドスパラのGalleriaのミドルタワーケース
【電源】DELTA GPS750AB A F42 (750W)
【OS】Windows7 HomePremium 64bit

CPUを捕獲しますた(`・ω・´)!



BIOSキタ――(゚∀゚)――ッ!
UEFIのVer.が心配でしたが、問題なく起動しました。


上位のZ97-Proよりもこっちの方が見やすくて好みですね。



購入したマザーのUEFIはVer.0809ですが、CPUはちゃんと認識しています。しかし、ASUSのHPにはVer.2001(2014/6/18)が上がっており、変更内容に「Support Intel® Pentium® Anniversary Edition CPU (G3258)」と書かれているので、このUEFIを更新するとこのPentiumG3258のOC機能はフルに使える可能性が高いです。

ASUSの中の人がZ97/87以外でもPentium 20th対応のOCができるUEFIを出すって言っていたくらいですし(^^;

とりえあず、UEFI上からアップデートするのでBIOS updaterの含まない方(容量が5.14MBの方)をダウンロード&zip解凍し、イメージファイルをUSBメモリに入れます。


このマザーのUEFI上のユーティリティ(ASUS EZ Flash Utility)からUSBメモリのファイルを選択しアップデートします。



無事にアップデートが完了しました。パッと見は特に項目が変わっていないような?


■使用感

Windows7とSP1、ドライバ類及びWindowsのアップデートを行いましたが安定していました。動作も2コアながら非常に軽快です。

 

【サウンドについて】

オンボードのサウンドですが、フロント、リアともにノイズは少なくクリアなサウンドですが、ASUSの伝統なのか低音がプアーでHi-Fiなヘッドホンを付けると物足りなさがあります。まあ、Realtekの音源なのでドライバレベルでイコライザーが使えますので付属を感じるなら補いましょう。
 

【オーバークロックについて】
オーバークロックはASUSでお馴染みのAI Suite3から行います。このソフトはCPUのリアルタイムクロックや温度、ファンの回転数などの表示も可能でUIが洗礼されていて非常に使いやすいです。

 

以下はPentiumG3258を3.2GHz→4.5GHzにOCした時の画面です。

 

但し以下の2点には注意してください。

 

1つ目は、

TemperatureのCPUに表示される温度はCPUのコアの温度では無いようで、かなり低い温度が表示されます。必ずフリーソフトのHW Monitor等で温度を確認しましょう。

 

上記の画面では4.6GHzにOCしているにも関わらず、ASUSのAI SuiteではCPUが50.0℃になっています。HW Monitor読みでは100℃近くになっており、消費電力を考えると後者の方が正しいと思われます。ってか、AI SuiteのCPU温度を信じてOCすると燃えるよ・・・

 

2つ目は、

AI Suite上でOCした場合、何かの拍子に最高クロックがBIOSで設定した定格クロックに戻ってしまう。

[私が遭遇した例]

G3258の定格は3.2GHz、BIOS上では33倍で3.3GHzに設定し、AI Suite上で45倍の4.5GHzに設定しその時は4.5GHzで動作していましたが、3DMarkVantageやモンハンベンチ終了後に負荷を掛けても3.3GHzまでしか上がらなくなりました。その状態でAI Suiteの倍率を弄ってもクロックに反映されませんでした。再起動後にもう一度試すと4.5GHzになりました。AI Suiteの仕様かバグか判りませんが注意が必要です。

 

一方、BIOS上で45倍に設定した場合は最大クロックは4.5GHzを維持されていました。この為、AI Suite上で適正クロックを見極めてからBIOS上でクロックを設定することをお勧めします。

 

 

追記:ASUSのAI SuiteでOCの項目が出てこない場合、UEFIで倍率を弄ってみてください。するとAI Suite上に項目が現れます。(後日、友人のPCをセットアップしてときにOC項目が出てこなくて難儀しました・・・)


 
■Pentium G3258とリテールのクーラーを使用してOCしてみた
このローエンドマザーにG3258とリテールのクーラーをつけて、4.6GHzまでOCできました。4.2-4.4GHzなら常用もできるかと思われます!詳細は以下のリンクからどうぞ。
※オーバークロックは保証対象外なので自己責任で行いましょう。壊れたら泣きましょう(^^;

 

しかし、4800円程度のマザーでここまで遊べたら上等過ぎます!

安定性も申し分ないので低予算で組みたい方には超絶にお勧めします(;=゚ω゚)=333

 

 

  • 購入金額

    4,770円

  • 購入日

    2014年07月03日

  • 購入場所

    PCワンズ

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