今日は食料品・日用品の買い出しのため地元スーパーに足を運んだのですが、そのスーパーの家電売り場で妙に安いSDHCメモリーカードを見つけたので、試しに買ってみることにしました。
SUPER TALENT製の16GB SDHCメモリーカードで、アーキサイト扱いの国内正規品となっています。一応Class10の表記はありますが、特に速度面での優位性を謳うような記述はありません。
パッケージの中身はメモリーカード本体のみでした。
カードの裏面の印刷を見てちょっと疑問がわいてきました。
上から2枚目の写真を改めてご覧いただきたいのですが、パッケージ裏面には「Made in China」と記載されています。しかし、メモリーカード本体の印刷には「MADE IN KOREA」という表記があるのです。
どちらが正解なのかといえば、恐らく本体に印刷されている韓国の方でしょう。しかし、SUPER TALENTのフラッシュメモリー製品も案外調達先が安定していないのかも知れないと感じさせられます。
性能は高くないが、この価格であれば鞄に入れておいて損は無い
それでは、いつも通りベンチマークテストを実施してみましょう。
Ryzen 9 3900を搭載したASUS X370-Aに、カードリーダーiBUFFALO BSCR20TU3を接続して、SDメモリカードスロットに装着して計測したものとなります。
いつも通り、Crystal Disk Markを2バージョン使います。
傾向を見ると、シーケンシャルリードは80MB/sに届かない程度、シーケンシャルライトは15MB/sをかろうじて超える程度と、読み書きで性能にかなりのギャップがあることがわかります。明らかに弱い書き込み性能も、一応安定して15MB/sは超えていますので、Class10の保証性能を満たしているのは間違いないと思いますが。
ランダムに関してはリード・ライト共に格安品としてはそこそこ高い水準ですので、一般的な使い方であれば、体感性能は思いのほか快適かもしれません。
とはいえ、今時の製品としてシーケンシャルライトは明らかに低性能といわざるを得ません。普通に売られているのであれば他の製品を選択した方が良いでしょう。
しかしながら、今回は僅か200円(税込みでは220円)ということを考えれば、コストパフォーマンスはかなり優秀と評して間違いありません。常用するほどの魅力はありませんが、鞄の中に常駐させておいて、誰かにデータを渡すときにそのままプレゼントしてしまっても全く惜しげが無いという意味で、使い勝手の良い製品ということは出来るでしょう。
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購入金額
220円
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購入日
2021年06月06日
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購入場所
イオン臼井店
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