昔から家にあるもので、かなり昔に妻が購入したものですが、いつどこでいくらくらいで購入したのか全く覚えていないそうです^_^;
今は主に私が使っていて郵便物の開封する時に使用しています。ちなみに妻は他にもいくつか持っていて、普段は別のものを使っているようです。
本体は真ちゅう製で、特に表面処理はされてないので長年の使用で真ちゅう特有の色(5円玉のような色)に変化していますが、これがなかなか味わいがあって気に入っています。もともと真ちゅう無垢の製品の色合いが好きなんですよねぇ。。。
真ちゅうの色合いも含めて全体的なイメージは悪くないと思うのですが、ディテールはかなり大雑把で、見れば見るほどチープですw
真ちゅうのフラットバーか厚板を使用して形状を切り出し(おそらくプレスカットではない)、馬頭部分はタガネやリューターなどを使って手加工でレリーフもどきの模様を入れているようなのですが、削り目が残っていたり、打刻跡が浅かったり仕上げの粗さを感じます。
おそらく大量生産とはいかないまでも、それなりの数を作っていたのではないかと思われ、最終的に大型のバフを用いて力技で強引に鏡面仕上げにしたものと推測できます^_^;
さらに刃に該当する部分をじっくり見てみると、場所によって肉厚やエッジの角度が均一でなく、先端部分に至っては安全性を考慮しての事なのか、ボッテリとした丸い感じになっています。
そもそもペーパーナイフって紙の折り目に沿って切る道具だと思いますので、刃が鋭い必要は無く、鋭く切れる刃だと返って真っ直ぐに切れないことがあるので、要は折り目に沿って切れればどんな形状でも良いのですが、先端はもう少し尖っていた方が良いような気がします。
通常、郵便物の封の両脇からペーパーナイフを差し込んで切っていくと思いますが、隙間が極端に狭い場合などはペーパーナイフの先端を少し入れて「こじ開ける」ような行為が発生します。しかし先が丸いとそのようなことがしにくくなるので、そのような郵便物はちょっと苦手だと思います。
先端が入ってしまいさえすればあとは問題なく開封できますが、正直言って先端付近は紙をカットするには向かないようで、先端付近で開封しようとすると切り目がビリビリになりますw
と、少々使い勝手にクセがありますが、内側の丁度「このあたりで切りたい!」と思える部位は程よい角度に仕上がっているので、使い慣れると全く不便を感じないところが本製品の魅力と言えます。それを狙って作られているのかどうなのかは定かではありませんが、結果そのように仕上がっていますw
そんな訳でもの凄く使いやすい訳でもありませんが、
何だかんだでとても気に入っている一品です。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
Schrödingers Katzeさん
2014/03/28
細くないといけないけど切れてはいけない毛抜きなんかも、ちょっと特殊な道具ですけど。
全体的に、エッジが丸くなってるようなので、子供が扱うには安全でいいかもしれませんが、きれいに開封する道具としてはちょっと微妙な精度かもしれません。
完成度とか、精度っていう面では、あんまり作った側に気合は入ってないようですが、それでも、気に入ってくれた人がいるだけで、この商品は幸せなんだと思います。
じぶんがどうしてるかなぁというと…普通に封をはがしたり、長めの何かで代用していて、ペーパーナイフってものは持ってた気はするんですが、愛用のはなさそうです。
izappyさん
2014/03/28
元々はハサミで開封することが多かったのですが、大事な書類の端っこを切ってしまったりすることが何度もあって、いつの間にかペーパーナイフ的なものを使う事が多くなりました。
職場では、本文にもあるようにステンレス製の15cm定規を使用していますが、薄いながらもエッジが2ヶ所存在するので、切り目がギザギザになり易く、ゆっくり丁寧に切ろうとすると返ってギザギザになったりします^_^;
また、カッターナイフを使うと思いもよらない所が切れたりして、折り目の意味が無かったりしますよねw
どうでもいいDMなどは、指をペーパーナイフ代わりにして開けることがありますが、指で開封するともっとも酷い事になりますね。まぁこれは切るという行為から外れているかも知れません... そして、大抵はそのままゴミ箱行きとなりますw
私の場合、特にきれいに開封しようという気持ちは無く、中身が無事ならそれで良しという感じなので、このペーパーナイフの精度でも許せるのだと思います^_^;