色々なメーカーさんが、色々な種類のLLCを出しています。

今回選択したLLC「ビリオンスーパーサーモLLC　S+」は、自動車メーカー純正のLLCに対し

・寿命が短い（最大２年）推奨は毎年更新。

・比熱容量（熱移動量が大きい）純正よりも大きい。

・薄めず原液のまま使用できる。

・消泡性に優れる（気泡ができると熱交換が一気に悪くなる）

・値段が手頃（４Lで3000円程度※送料込み）

こんなかんじで、あまり深く考えず毎年交換すればいい！

ラヂエーターの大容量化に伴い、熱の媒体であるLLCについても更新を行いました。

効果の程は？

・割りと効果が感じられる！

　一番明確なのは室内温風の温度変化。

　頭がオカシイと思われるが、うちのエッセは基本年中「温風MAX」です。

　※夏の雨天時はガラスの曇り対策でエアコンを入れますが…

　温風MAX=温度MAX 風量は（外気導入で０～１/最大４）

　この状態で、室内に入ってくる温風の温度が明らかに上がっています。

　つまり、エンジンから室内の熱交換器へ導かれたLLCの放熱量が増えています。

　さらに、エンジンが良く回っているときは温風もかなりすごい熱量で、

　エンジン回転数が落ちてくると、比例して温風温度も下がります。

　ラヂエーターへの開放以前に、室内の熱交換器でもかなりの温度を開放して

　いることがわかりました。

　※実際に、エッセの場合冬季であれば「温風MAX＆温度最大」でアイドリングしていると

　　水温は下がっていきます。それくらいの相関はあるのですが、夏場に風量１程度で、

　　これほどの変化が感じられるのは、LLC比熱容量増加・熱伝導率増加の恩恵です。

思わぬ効果が！

・春と秋、年に２回ほど、それも、１～２週間程度の期間だけ…

　ものすごくエンジンがスムーズに力強く動く時期があると思うのですが…

　LLC交換とラヂエーターの容量upにより、それに似た感覚で走れています。

　ピークを100とすると、常に85~95程度の高いレベルを維持しています。

　ラヂエーターとの相互効果であるため、LLCのみで発揮できるとはいえないのですが

　特筆すべき、以外なパワーアップでした。

また、個人的な感想ですが、クーラントがいやらしいピンク色で素敵です！