2014年頃、悩みに悩んだ末にDellの公式から2台同時購入し2018年(2月)現在もメインディスプレイとして利用しているディスプレイになります。
約3年以上使った上で経験したことも含めてのレビューです。
良かった点/使って良かったところ
- 公式で既にキャリブレーションが済まされている(以下のようなファクトリーレポート付き)(※1)
- ベゼル幅が狭いためマルチディスプレイ時に隙間を意識しづらい
- USB3.0を含めた背面端子が充実している
- 公式のソフトウェア(Dell Display Manager)でウィンドウのリサイズ機能が使える
- 上記ソフトウェアで明るさや色調などの設定もできる
- モニタのスタンドがチルト機能も備えとても良い
残念な点/使って残念だったところ
- (自環境のみであろうが)色のムラが気になった(※1)
- ベゼル幅は狭いが表示可能領域を意識すると他と変わらない場合がある
- 本体操作はタッチパネルで行うが反応が悪いことが多い
- 入力の自動切換えがないため不便なシーンが稀にある
- PC本体の再起動時等にディスプレイを見失うことがある(※2)
- DisplayPort周りで問題がある(※3)
- スピーカーがついていない(※4)
- 公式ソフトウェアの重さと使いづらさ
- ドライバ周り等
補足
※1
2台購入し色々と試しましたが色差がどうしても気になり公式に連絡し相談したところ1台を先出し交換してもらいました。そのため上の写真ではファクトリーレポートが3枚あります。(2台同時交換は無理で問題が解決しない場合は再度連絡をとのことでした)
2台同時お願いした理由は自前のキャリブレーションツール等が無く「どちらの色がより正しいのか?」がわからなかったためです。
その後は同時に並べると色の差が気になるものの設定で交換前よりもマシになったためそのまま使っております。
恐らくディスプレイ自体の色むらがあり、他のサイトのレビュー等では約10パーセントほど右下が暗くなるそうなのでその影響かもしれません。
そのため2台ディスプレイを並べ白いテキストファイルなどを開いたまま両方にまたがるように表示すると左側のモニタが少し暗く黄色く見えてしまいます。
※2
所謂おま環かもしれませんが再起動時にどちらかまたは両方のモニターを見失うことがあります。
この場合GPUとディスプレイのケーブルを差し直しても解決しません。
ディスプレイの電源ケーブルを差し直すと解決します。
※3
目玉である数珠繋ぎ(デイジーチェーン)ですがDP側に問題があるのか認識しないことがあります。
また差し込んでも少し触れるだけで見失ったりある日突然反応が無くなることもあります。
数珠繋ぎのため1台目が映らなくなると連動してその先の2台目も映らなくなります。
問い合わせをしたところ「DP周りでどうしても解決しない場合は個別でDPやHDMIを使ってほしい」とのことでした。
※4
スピーカー無しのモデルを好んで買った為デメリットとして挙げるのは恐縮なのですが、
Windows10の場合デフォルトでスピーカー設定がU2414Hにされることがあります。
上記に記載した問題発生やWindows10のアップデート時にデフォルト設定されることがあるのです。
そのためスピーカーから再生デバイスの無効化をするひと手間がたまにあります。
普段使いとしてはコスパが高い
購入時からは約3年、発売からは約4年ほど経っており今となっては作業用として4kも視野に入ってくる時代になりました。
長く使ってみるとFPSなどのゲーム類に対しては8ms(GTG)というところが気になるものの、作業や動画再生等では発色も良く大きな不便さはありません。
当時でDPのデイジーチェーン等の機能やUSB3.0のポートを複数あり、評判の良いDellスタンドのピボット機能をも備えノングレア/AH-IPSで1台約22kと考えるとコスパの高い品だったのではないでしょうか。
今となっては少し型落ちかもしれませんがとても良い品だと思います。
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購入金額
22,000円
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購入日
2014年頃
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購入場所
Dell公式
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