年賀状作成の季節がやってきました。
と言うか、未だ作ってないのか、と。
例年の如く Canon Pixus 560i で印刷しようと思っていた訳ですが……
別件でインクジェット葉書に写真を印刷した結果を嫁さんが見て「えー、こんなんなん?会社のエプソンの奴もっと綺麗やで」と。
まぁ、年代ものな上に黒+CYMの4色、しかも黒は普通印刷用で、カラー印刷時はCYMのみの3色印刷ですから、昨今の多色印刷式、しかも写真印刷だけに特化しているEPSONのプリンタと比べるのは酷と言う物。
写真印刷用紙に印刷する分には、それでもそこそこの色合いが出る訳ですが……
流石にインクジェット葉書だと分が悪すぎます。
で、結局EPSONのプリンタを買う事に。
どーせ買うなら4色よりも6色だよね、と言いつつも金かける気は全く無いので、印刷だけ出来りゃ良いや、と言う事で探して見つけたのが EP-707A。
何故かプリンタ単機能のEP-306の方が複合機のEP-707Aよりも高いと言う……
最近は複合機の方が安いんですね……(^^;
で、EP-707Aについて色々調べてみると……
うん、相変わらずのEPSONらしい悪評の数々。
後、相変わらず普通紙への印刷はダメっぽい。
まぁ、普通紙印刷は当面560iでやれば良いや、どーせ予備インクも残ってるし、と言う事で写真印刷専用として割り切ってEP-707Aを購入する事に。
Amazonで目星付けてたので、翌日ポチろうと思って見に行ったら翌日には売り切れてたと言う(w
で、ふと目に留まったのが「昨年モデルが在庫限りでお買い得」という広告。
EP-707Aの一世代前のEP-706Aがお買い得ですよ、って事らしいのですが……
どこが変わったのかなぁ、と調べてみると……
互換インク対策用にインクタンクの形式を微妙に変えただけ、って……え?
確かにスペック表見ても一切違いがありません。
寧ろ新型のEP-707Aの方が消費電力が1W増えてる……
他はインクの型番が違うだけ。
インクが改良されたのかなぁ、とも思ったんですが……
EPSONに問い合わせた人によると、中身は同じだそうで。
もしかしたらスペック上には現れない何かが変わっているのかもしれませんが……
その程度の違いなら旧型のEP-706Aで十分じゃん、と。
互換インクも整備されてますしね(w
そして何より、お値段がお手頃なのが嬉しいですね。
と言う訳で、EP-706Aを購入したのでした。
そして届いたEP-706A。
うん、思ってたよりもかなりでかい!
全体的にスッキリしてるのは良いですね。
複合機なのでスキャナー機能付き。
前面給紙ですが……紙のセットが面倒臭そう(^^;
本体上部を開けるとインクヘッドが。
保護しているクッションに注意書きが付いてました。
輸送時には保護材取り付けろ、との事で、捨てちゃダメなようです。
入っている物一覧。
本体、電源ケーブル、説明書、ドライバディスク、そしてセットアップ用インク6色分。
インクは黒、ライトシアン、マゼンダ、シアン、イエロー、ライトマゼンダ、の6色。
カラー印刷時は全6色で印刷されるのですね。
キヤノンの560iのインクカートリッジと比較してみました。
EPSONのは重さ22g、キヤノンのは重さ31g。
カートリッジ本体の重さの差もあるんだろうけど、それ以上にインクの容量に差がありそうです……
本体にインクセットしようとして、インクカートリッジのキャップ外して取り付けてたら、インクで指先が汚れました……orz
キヤノンの560iでは、こんな風になった事ないのに……
キャップの裏を見たら、インクがベットリと。
そりゃ指先汚れるわ……
キヤノンのインクと構造が違うために起こるようですね。
インクもセットしたし、と言う訳で電源入れたら、いきなり爆音が響いてビックリ!Σ(゚Д゚)
EPSONのプリンタって爆音仕様なんですね(^^;
まぁ、560iも別に静かでは無いですが、音の質が違いますね。
ふと本体前面の小さな液晶画面を見てみると……
え?初期充填に7分もかかるの!?
ガチャコラとウルサイ音を立てたり止まったりを繰り返しながら何かやってるようでした。
その間にPC側でドライバソフトのセットアップを。
ディスクセットするの面倒なのでEPSONのサイトからドライバソフトをダウンロードしてインストール。
全部入りを選んで実行したら、色々と入れてくれました。
そうこうしている内にプリンタの初期充填が完了したようなので、無線LANのセットアップを。
各所のレビューを見てると、無線LANの反応が悪いだの、設定が上手く出来ないだのという評価があったので心配してましたが……何の問題もなくアッサリと設定完了。
プリンタ本体の液晶で無線LAN設定を選んで、手動設定選ぶとSSID検出して一覧で出してくるので、自分の家のSSID選んで、セキュリティキー入力するだけ。
うん、たったこれだけ。何が設定出来ないのか意味不明なくらいに、とっても簡単。
問題があるとすれば、カーソルキーだけでセキュリティーキー入力するのが面倒臭い。
それくらいしか困る部分無いですね。
PC側もドライバソフトの表示に従って進めるだけで、どこにも躓く要素がありません。
ドライバソフトは初心者向けで、かなり判りやすいんじゃないでしょうかね。
と言う訳でさっそく印刷を……
----
2014年12月24日追記。
確認してみると、どうやらEP-706Aのメモリーカードスロットにネットワークドライブが割り当てられているようです。
普段使う物でも無し、プリンタの電源も常時ONでは無いのでネットワークドライブの割り当てを解除しました。
また、プリンタ関連のアプリが起動時に常駐するようになっていましたが、不要な物についてはアプリのアンインストールを行いました。
流石6色インク
EP-706Aと560iの双方で実際にインクジェット葉書に印刷して比較してみました。
以下は今年の年賀状をサンプル印刷し、印刷結果をEP-706Aのスキャナー機能で取り込んだ物になります。
パッと見ただけでも明らかに違いますね。
EP-706Aの方が全体的に明るく、綺麗な色合いです。
一方、560iは全体的に暗く、若干青みが勝っている感じです。
とは言え、560iの方も写真の色を調整して印刷してやれば、もう少しはマシになるのですが。
ここまで明らかな差が出ると笑うしかないですね。
まぁ、方や6色印刷、方や3色印刷ですからねぇ……
流石写真印刷だけに特化しているEPSON カラリオ、と言った所でしょうか。
もっとも最近のCanon PIXUSも多色化しているので、最新機種同士での比較なら、ここまでの差は付かないと思いますけどね、たぶん。
いずれにしても、写真印刷用プリンタとしてのカラリオの人気にも頷けると言う物です。
店頭ではインクジェット写真用葉書を使った印刷サンプルしか置いて無いので、普通のインクジェットだとどうなんだろう?と危惧していた部分もありましたが、これだけのクオリティなら十分ですね。
----
2015年2月6日追記
ここの所、A4普通紙に白黒で印刷やコピーを行う機会が多々ありました。
やはり普通紙への印字は品質が低いですね。
キヤノンの560iでの印刷の方が綺麗です。
見比べるとEP-706Aで印刷した物は微妙に にじんでいるような感じに見えてしまいますね。
無線LAN接続は便利!
アッサリと無線LAN接続で使用出来るようになった訳ですが……
無線LAN経由で印刷出来るって便利ですね、いや本当に。
置き場所はこれから考える訳ですが、これまでだとPC本体からUSBケーブルが届く範囲でしかプリンタの設置が出来ませんでした。
EP-706Aの場合、USBケーブルでは無く無線LANになるので、電源さえ確保できれば家の中のどこに置いてもOKな訳です。
付いているなら使いましょう
今回印刷比較を行ったものをEP-706Aのスキャナー機能で取り込みました。
せっかく付いているのなら使いましょう、と言う感じですね。
スキャナ機能もドライバソフトが判りやすく、基本的に全自動でOKです。
スキャナ台に原稿を置いて、PC側でドライバソフトを起動して、後はスキャンボタンを押せば全自動で取り込んで画像ファイルとして保存してくれるので簡単ですね。
この分ならコピー機能も便利に使えそうです。
プリンタとしての基本性能も良いですし、複合機としても簡単に扱えるので良いですね。
----
2015年2月1日
コピーを取る必要があり、コピー機能を使用してみました。
スキャナー台にコピーしたい物を置いて、プリンタ本体のメニューからコピーを選び、後はカラーか白黒なのかを選び、枚数指定して印刷開始。
使ってみると便利ですね。
また、コピーした原稿のバックアップとしてスキャナーで取り込みました。
全自動モードだと、A4原稿などはA4フルサイズで、免許証などは そのサイズ分だけが画像として取り込まれるようです。
ただ免許証などを取り込んだ際に端の方が切れているのが気になりました。
取り込みはPDFでも保存できるので、A4書類などはPDFに取り込んでおくのが良いようです。
購入前は要らない機能だと思っていましたが、あると意外と便利に使っちゃいますね。
コンセントが残念
全般的にはシンプルでスッキリしていて良いですね。
でかっ!と感じる大きさも、複合機と言う事を考えれば小さい方なのでしょうね。
本体下部にディスクトレイ(CDやDVDのラベル印刷用のトレイ)を収められるようになっているのもスペースを無駄にしなくて良いですね。
ところで、EPSONのサイトでは壁際に置けそうなイメージが掲載されているのですが……
実際には背面に電源ケーブルが刺さり、そのケーブルが邪魔で壁際ピッタリには置けなさそうな感じです。
無理やりケーブル曲げれば壁際に置けなくは無さそうですが……
ケーブルに一工夫あって壁際ピッタリに置けるようになってると良かったのですが……
そこだけが残念ですかね。
純正インクは捨てて、互換インクを使いましょう
交換インクの値段確認したら、純正のってボッタクリどころの騒ぎじゃないくらいの価格なのですね。
6色あるから高くなる、ってのは判らなくはないんですが……
増量タイプのインクってのが売ってるって思ったら、昔の普通サイズのインクがそれだったり。
わざわざインク容量減らしたものを標準インクとして出しているんですね……
普通に使おうと思ったら昔の普通サイズである増量タイプを買えって事なのでしょうけど……
その増量タイプのインクを2セット分買ったら、本体よりも高くなるって……
これはもう純正インク買うなって事でしょ。
あれですよ、メーカーPCの直販で増設メモリとか買うととんでもない価格になってるのと一緒。
一応純正として用意しておくけど、サードパーティーの方を買ってね、って事ですよ。
互換インクなら、それなりの品質の物でも純正の半額程度で買えるようですし。
とか言いつつ、互換インクを使うと互換インクを使用したと言う記録が残って本体の保証が無くなるとか言う悪質な仕様のようですが……本体の価格考えれば壊れたら買い換えろって事でしょうし。
何しろ本体の価格なんてインク2セット分以下ですし、って、どんだけ純正インク高いのよ!
と言う事で、ランニングコストのコストパフォーマンスは最低・最悪ですね。
でも、最近はキヤノンさんも同じような感じなんでしょうかね?
本体付属のインクはお試しで、それ以降は互換インクを、ってのが正しい使い方のようです。
本体の安さは評価出来ますが、それに対してのインクの高さが論外ですね。
-
購入金額
8,980円
-
購入日
2014年12月20日
-
購入場所
Amazon
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。