熱のこもりやすい小型機器などの通気に使われるもので、丸孔にはめ込むタイプのものです。会社で新製品を試作検討する際に入手したものをそのまま保有していました。
オモテ側
ウラ側
どちらも同径で下孔も共通ですが、厚い方は外れ止めのツメがあるので外れにくくなっている反面、外にも中にも出っ張って場所を取ります。
厚い方が作りが細かい。
一方薄型の方はツメがないので、下孔の精度が要求されます。あるいは接着してしまうしかありませんが、薄いので場所を取らない仕様です。
薄い方は作りが粗く、ちょっと押したらパキッと折れた...orz
ガラリというと、普通は雨が入ったり中が見えたりしないよう羽板部分がブラインドのように斜めになっていますが、本製品はどちらも真っ直ぐなスリットになっています。これは単に樹脂の金型の抜け方向の都合だと考えられます。まぁ、小さいものなので特に問題はないでしょう。。。
よくあるガラリの例1
よくあるガラリの例2
本製品はプラスチック製で「AAS」という樹脂を採用しています。AAS樹脂はABS樹脂と同じような用途に使われますが、ABSはブタジエンゴム（B）を含むのに対してAASはアクリルゴム（A）を含んでいるので、ABSよりも耐候性に優れていますので、そのままで屋外にも使用できます。
調べてみると屋外広告（看板）などに使われているようです。近所の看板を見て回ったらありましたありました。たまたま手の届く場所に付いていました。。。
これは厚い方ですね。外れそうもありませんでしたが、クルクル回りましたw
自作品などにも使えそうですが、奇麗な丸孔を開けるのは大変なのでたぶん使わないでしょう。タレパン加工などができるならば良いですが、さすがに個人レベルでタレパンを持っている人はいないでしょうw
外径はφ34mmです。
内側の丸孔にハマる部分はφ30mmです。
ネットで調べてみましたが、市販されているのかどうかは不明です。。。
手がかりはこの番号だけ、もしかしたら品番じゃないかも...
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購入金額
0円
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購入日
2014年02月12日
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購入場所
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