最近眺めながらの作業が多くなった動画配信・生放送だが、それを保存しておきたい場合、現在は万能ツールがないので、アプリをサイトによって使い分けている。
そして、これらのアプリ、アプリ開発側の問題や、OSの更新、配信サイト側の仕様変更などで、今まで使えたものが、そのままずっと使えるわけではなく、結構変遷する。
cybercat環境の2022年夏の状況は...
●ニコニコ動画:コメントも一緒に落とせて、ダウンロード後、自動で結合動画も作れるさきゅばす。一時期使えなくなっていたが、開発者psi(Ψ)さんからメンテを引き継いだnnn-revo2012さんが見事に復活させた。
●ニコニコ生放送:ダウンロードに時間がかかるのが泣き所だが、わかりやすいGUIで使いやすいニコ生新配信録画ツール(仮。
●bilibili(哔哩哔哩):他のソフトが対応していない、複数ページに切ってある動画のダウンロードが、最近非常に簡単にできるようになった、VideoProc Converter(旧VideoProc)。
●ツイキャス(TwitCasting)・Twitch:ダウンロードスピードは速くないのと、Chromeの拡張機能で、メインブラウザFireFoxがつかえんのが痛いが、他にはあまりツッコミどころがないストリームレコーダー。
●そして複数のダウンローダーを使い分けてるのが、つべことYouTube。
一番使っているのは、bilibiliと同じVideoProc Converter。ダウンロードに時間はかかるが、サムネが、きちんとYouTubeの扉絵になるのが良い。ただ、このVideoProc Converter、動画が2時間越えてくると徐々に失敗率が上がってくる。4時間越える動画の保存はまずムリで、場合によっては1時間半でも落とせないこともある。
そんなときはuTube Downloader。
6時間を越える動画も落とせるし、だいたいの動画ではスピードが速い(一部クッッッッソ遅い動画があるけど)。フリーであるのも使いやすいが、扉絵のサムネイル化は出来ない。
ただ、これ(uTube Downloader)でも落とせない長時間動画ってあるんだよねー。
その時「最終兵器」になっているのが、WonderFoxのHD Video Converter Factory Pro。
このソフトは、その名の通り「動画の変換」や「動画からのGIF作成」などの「コンバート」も出来るのだが、「画面録画機能」と「動画ダウンロード機能」もあり、単なるダウンローダーではなく、VideoProc Converterのような映像系統合ソフト。ただ、自分の使い方では、ほぼダウンローダーとしてしか使っていない。
【変換《ビデオコンバータ》】
【録画《スクリーン録画》】
【GIF作成】
ダウンローダーとしての使い方は簡単で、立ち上げて⇒ダウンロード⇒「+新しいダウンロード」⇒「貼り付けと分析」⇒(形式を選んで)「Ok」、出力フォルダを確認して(変更して)「ダウンロード開始」。
このHD Video Converter Factory Pro、大部分の動画でuTube Downloaderよりは、ダウンロードスピードが遅いものの、VideoProc Converterよりは確実に速く、結構優秀。ただザンネンながら扉絵のサムネイル化は未対応。
uTube Downloaderより、ダウンロード成功率は高く、ほとんどの動画で問題なくダウンロード出来るし、対象はYouTubeに限らないので、VideoProc Converterで上手くダウンロード出来ないbilibili(哔哩哔哩)動画にも対応出来る場合がある(複数ページ動画には非対応)。
さらに重要なのが、YouTubeで時々他のダウンローダーではダウンロードが出来ない「閉まっていない(動画投稿者による動画終了処理がきちんとされていない)」動画があるが、このHD Video Converter Factory Proは、それもダウンロード出来ること(他のダウンローダーでは途中から始まったりしてしまう)。
ただダウンロードスピードとサムネイル以外、死角がないか...というとそうでもない。ダウンロードした結果、Maxthon Cloud Browser
で報告したような現象=音声と映像が分離してしまうことがある(音声はm4a、映像はmp4形式)。そのため、それをマージする必要があるが、このHD Video Converter Factory Proを使うことになるような動画は長時間動画であることがほとんどなので、Windows標準のビデオエディター(フォト)
を使った合成だと、とてつもなく時間がかかってしまうのが問題←先日「12時間の動画」の合成をしたら、まるまる2日以上を要した。
《cybercatがYouTubeで使っているツール比較》
なお、このソフト、1PCの永久ライセンスが通常約4000円だが、時々「アップデートや問い合わせには非対応、ダウンロードスピードも若干遅い(加速機能がない)」という制約はあるものの、そのほかは製品版と同じ機能を持つ「景品版」と呼ばれるものがプロモーションで配布されるので、それを見つけたら入手することをオススメする⇒通常の「無料ダウンロード」でダウンロード出来る「お試し版」はダウンロードの本数制限や、動画変換対象の時間制限などがある「操作性確認版」にすぎないが、それとはまったく違うので。
ちなみに自分は、「Family Pack」と呼ばれる3PC用の永久ライセンスを、取扱サイトのセール中に購入したので、2300円のバックアップCDを除くライセンス部分は3427円と、通常の1PC用永久ライセンスよりも安く入手。Windows 11化によるメインPCの入れ替え(多分7⇒10の時と同じく、一時期併存)も遠からず発生しそうなので、これは結構タイミングよかったかな。
CD-R本体にも、外装にも、中にも、全くソフト名の記載がないバックアップCD
この3種(HD Video Converter Factory Pro、uTube Downloader、VideoProc Converter)を使えば、つべ動画のダウンロードは、メンバー限定動画以外はだいたいOK(メン限はまた別の手法があr..)。
【システム要件】
対応OS:Microsoft Windows 11/10/8.1/8/7/Vista
プロセッサ:IntelもしくはAMD、1.5 GHz以上
ビデオカード:NVIDIA GeForce、Intel HD Graphics、AMD Radeon
ディスプレイ:画面解像度1200×768以上
RAM:1 GB 以上
ハードディスク容量:300MB以上(ソフトインストール用)
WonderFox HD Video Converter Factory Pro
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2022/07/18 「終了処理されていない動画」の件、追記
オペレーションは簡単で良ソフトだが、「終了予想時間」だけは信用できない
ダウンロードするとき、終了までの予想時間が表示されるのだが、それを「今までのダウンロード時間と残りのファイル容量の関係からの推測」や「平均ダウンロードスピード実績と残り容量からの推測」ではなく、瞬間的なダウンロードスピードから推測しているようで、秒で予想時間が変わる。それも大きく。
上手く販売店セールなどを絡められれば悪くない
3PCのライセンス部分だけだと、およそ3400円、1ライセンス1100円少々だったので...
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購入金額
5,727円
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購入日
2021年11月28日
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購入場所
2Checkout
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