ストロボ使って写真を撮ると、反射があったり強い影が出たりするうえ、正面からの照射では立体感が薄れることから、あまり使わないようにしていた。
ところが、先日購入した外付けストロボ
で、バウンス撮影の効果を思い知ったのだが・・・
ただ、バウンス撮影ってのは、天井や側面の壁に反射させるため、自ずとして室内に限られる。
スロトボを使うのは、室内とは限らないので、ストロボ光を柔らげる効果のあるディフューザーを購入してみた。
これは、クリップオンストロボの発光部にかぶせて使う、半透明の樹脂製キャップだ。
気になる効果はどの程度のものなのか・・・
早速確認してみた・・・
まずは、室内光のみで・・・
全体にちょっと暗いね。
ISOが3200まで上がっているので、シャッタースピードは1/20秒を確保している。
次は、内蔵ストロボをONして・・・
ISOは400に下がったが、シャッタースピードも1/5秒に下がった・・・
直射なので、背後にクッキリとした影が現れた。
ストロボ光直射だと、被写体の色合いも、やや不自然な気がする。
少し青みの強い色合いなのも気になるが、背景の色としてはこれが本来の色かも・・・
同じ直射でも、外付けストロボだと・・・
色合いが自然になったのと、発光部が高くなったので、影が下がった・・・
(ISO400、シャッタースピード1/5秒は変わらず。)
背景の明るさが上下で異なり、ストロボ発光部に近い上部ほど明るくなっている。
影は、内蔵直射よりも若干柔らかな気もするが、クリップオンストロボを使うには、距離が近すぎる影響かも・・・
次はディフューザーを装着して・・・
背景の照度差がなくなり、上部から下部までほぼ同じくらいの明るさになった。
(ISO400、シャッタースピード1/5秒は変わらず。)
影の輪郭が若干柔らかくなっているのがわかる。
最後に参考として、バウンス時のものを・・・
室内光のみの時と近い写りながら、背景、被写体共に明るくなった。
ストロボから照射光が天井からの反射光として回りこむことで、背景に嫌な影が出ないばかりでなく、とても自然な感じだ。
ISO400、シャッタースピード1/5秒と、他のストロボ使用時と同じだ。
ディフューザーの効果は、流石にバウンスには及ばないものの、手軽に使うことができ、直射よりも好ましい結果を残してくれる。
バウンスの使えない、反射させる天井や壁がない場所では、効果を発揮してくれるだろう。
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購入金額
370円
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購入日
2014年01月31日
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購入場所
Amazon
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